昨日は一般財団法人全国住宅火災防止協会(以下、全火協)の本部がある入間まで行って新しい塗料?のお勉強会に出席しました。
ガラスに塗るだけで遮熱効果があるというコーティング材です。
実際ほんとに効果があるの?
と思いますが、
手のひらに白熱ランプをあてます。
→当たり前のように熱いです。
手のひらと白熱ランプの間に遮熱コーティングを施工したガラスを入れると
→確かに、熱が遮られているのが実感できます。
とまぁ、ここまでは展示会などでよくある話しですね。(よく屋根の遮熱塗料では白熱ランプを入れた実験機で処理、未処理双方の温度差を温度計で表すなんてこともありますね)
しかし、ここからがすごい!
ちょっと前のNHK朝の番組で同じような遮熱ガラスコーティングがあるのは知っていました。
その施工は吹きつけ仕上げ
ガラスって透明ですよね。当然刷毛目やローラーマーク、ましてや塗り継ぎなんてあってはいけない物。
私的には吹きつけ仕上げしかないよな~
と思って番組を見ていました。
今回の全火協での遮熱ガラスコーティングは
吹きつけではないのです!!!
この話を聞いたときに 私の頭の中では 仕上がりは???の言葉がグルグルでした。
しかし実際テスト施工してみると
→塗り継ぎは出ません。(完全にといいたいのですがそこは個人の見解がありますので…)
仕上がりははっきり言って キレイです!
工法など、まだ詳しく言えませんが、
もう一度言います。
吹きつけではないです。
吹きつけでなく、仕上がりがキレイとなれば住宅にも十分対応可能です。
ちなみにこの遮熱ガラスコーティングの効果は
①夏は遮熱効果、冬は断熱効果
②紫外線99%カット
③硬化すると5Hという高硬度によりキズがつきにくい
④10年以上の耐候性
⑤施工後は鮮明度が高くなり、景観もよりアップします
⑥施工後1時間弱で乾き、臭いもほとんど残りません
⑦ほとんどのガラスに施工可能(遮熱フィルムでは網入りガラスなどは施工不可)
⑧窓ガラスの結露対策にもなる
というものです。
⑧の結露の点は自宅の窓に施工してみたいです。
まだテスト施工用の薬剤も手元にないですが、
エコがクローズアップされている昨今。
住宅の中で一番熱を逃がしてしまう窓にこの施工が出来るのであれば
屋根は遮熱塗料
壁も遮熱塗料
そして窓も遮熱コーティング
ここまで出来れば冷房、暖房効率も間違いなく上がると思います。
核心部分はまだクローズですが皆様に勉強会のご報告をいたしました。