外壁塗装に関する不安や疑問に対して、施工件数実績のべ「4577件」(2023年9月末)の塗装を行っている大田区の外壁塗装・雨漏り修理会社「サンカラー」がお答えします。
ぜひこのページを参考に、あなたにピッタリの外壁塗装をご検討ください。
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外壁塗装の種類は?
「外壁塗装」と一言でいっても使用する塗料は沢山あります。
新築では意匠性(模様や柄など)を伴う塗料を使用しますね。いま、私たちのホームページをご覧の皆様の大半は新築の外壁塗装のことを知りたいのではなく、新築から10年、15年と経過した我が家の外壁塗装のことが気になっていると思われます。
なので、ここでは新築に使用する意匠性(模様や柄)の塗料ではなく、外壁塗装の塗り替えに使用する塗料のことをお話ししたいと思います。
①樹脂の違い
外壁塗装に使用される塗料には樹脂の違いによって分類することができます。
→アクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、シリコン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料と大きく分けて4つに分類されます。
塗料は元々樹脂と顔料が混ざり合ってできているものであり塗装すると樹脂と顔料がくっついて塗膜を形成します。(単純にお話ししています)
そしてその樹脂によって『何年持つの?』という部分の耐候性が大きく違ってきます。
耐候性の高い順番に
- フッ素樹脂塗料
- シリコン樹脂塗料
- ウレタン樹脂塗料
- アクリル樹脂塗料
となっています。またこの順番は塗料の値段にも連動しています。
②水性?溶剤?
希釈材として水を使用するもの、溶剤(シンナー)を使用するものがあります。
→外壁塗装に使用する塗料には水を希釈材として使用する水性塗料とシンナーを希釈材として使用する溶剤系塗料があります。
一昔前は外壁塗装にも耐候性がいいという理由から溶剤系塗料を使用して塗り替えを行っていましたが、近隣環境等の影響、またお住いの方への影響、作業スタッフへの影響さらには水性塗料の耐候性向上などから外壁塗装に使用される塗料は水性塗料が主流となってきました。
③1液型?2液型?
そのまま缶を開けて塗装できる1液型と主剤と硬化剤を規定量混ぜて使う2液型があります。
使い勝手からするとそのまま使える1液型塗料がいいのですが、より強固で耐候性の高い塗膜を必要とする場合には同じ種類の樹脂であれば2液型の塗料を使用します。
④高機能性塗料
いろいろな機能を持たせている塗料があります。
→塗料の目的は
- 対象物の保護
- 美観の向上
- 機能性
があります。対象物の保護というのは外壁塗装で言えば雨や太陽の紫外線から外壁を守るという目的ですよね。
美観の向上というのは汚れている外壁を塗り替えてキレイにしたいという目的。
それでは機能性というのはなんでしょう?
一般的には防カビ、防藻性や低汚染性などは外壁塗装に使用される塗料には付与されています。
こういった基本的な機能のほかに、太陽光の赤外線を反射させる遮熱塗料や中空ビーズを塗料に含有し塗料そのものに断熱性を付与した塗料なども登場しています。
費用はどれくらい?事例を紹介
外壁塗装を行うにあたって気になるのは費用ですよね。約10年から15年に1回の大きなイベントです。
使用する塗料などと同様にどれだけお金がかかるのか?も重要な要素です。
もちろんお客様によって金額や内容は変わりますが、ここでは実際に施工させていただいたお客様を例としてお話しします。
(2階建て、外壁モルタル、屋根コロニアル)
結論としてお伝えすると、合計金額は以下のようになりました。
①共通仮設(足場) | 252,700円 |
②外壁塗装 | 376,445円 |
③屋根塗装 | 190,465円 |
④その他 | 175,275円 |
⑤経費 | 60,000円 |
小計 | 1,054,885円 |
消費税 | 84,390円 |
合計 | 1,139,275円 |
↑スマートフォンの場合、左右スクロールをすることで表が全てご覧いただけます。
①~⑤までの要素に分かれていますので、それらの費用についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
外壁塗装の耐用年数は?塗装してからどれくらい持つの?
外壁塗装は、塗装すれば一生そのままでいるわけにはいきません。大体の耐用年数があります。
外壁塗装や屋根塗装に使われる塗料には上記の「外壁塗装の種類は?」のところでも述べておりますが、樹脂の違い、希釈剤の違い、1液2液の違い、高機能塗料といろいろ種類があります。
一番多く語られるのは、樹脂の違いです。
耐候性の高い順番からフッ素樹脂塗料、シリコン樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、アクリル樹脂塗料と分類されます。(フッ素樹脂とシリコン樹脂の間に位置するハルスハイブリット)
フッ素樹脂塗料
→期待耐用年数15~20年
シリコン樹脂塗料
→期待耐用年数10~13年
ウレタン樹脂塗料
→期待耐用年数5~8年
アクリル樹脂塗料
→期待耐用年数3~5年
(外壁に関してです。屋根に塗装する場合は同じ樹脂でも2~3年程度劣化が早いです)
希釈剤の違いでは、
水性 < 溶剤
で塗膜性能では同じ樹脂であれば溶剤系の塗料ほうが強いですね。
1液2液の違いでは、
1液 < 2液
となり、硬化剤を入れて強制的に塗膜を形成する2液型のほうが強いですね。
しかし、それは比べてみればという話です。
何が大事かといえば、塗料はそれだけでは製品になりません。
私達塗装業者がしっかりと
- メーカー指定の塗布量(1㎡あたりに塗る量)
- 希釈量(希釈してもいい量)
- オープンタイム(塗装してから次に塗装するまでの時間)
- ポットライフ(2液などで硬化剤を混ぜてから使用できる時間)
などを守って塗装することによって初めて塗膜を形成し製品となります。
まずここをしっかりとできること、ここができないといくら高性能、高機能、高耐候性の塗料を使用しても塗料の性能は発揮されません。
人気の色と、見本例
外壁塗装や屋根塗装は10年いや15年に1回という大きなイベントですよね。
建物を長持ちさせるというのはもちろんですが今までとは違った色のチェンジできるのも塗装の魅力です。
これはいつもお客様にお見せしている外壁塗装に使用する材料のカタログです。ほとんどの塗料カタログには塗料の性能の他にこうして色見本がついています。
この見本はメーカーが日本の風土にあった外壁色をピックアップしてまとめてあります。したがってどのお色を塗装してもそれほどハズレはありません。
ハズレがないぶんお客様の中には面白味がないと思われるかもしれませんね。
こちらは屋根の色見本となります。黒、茶色、グレー、グリーン、ブルーなどがありますね。
さて,表題の「人気の色は?」ということですが、現状と近いお色を好まれるお客様とガラリと印象を変えるお客様と様々です。
例えば、
天候が違いますので色が違って見えますが、現状のお色と近い色で塗装しています。
次はガラッと印象を変えた例です
印象が全く違いますよね。
ちなみにこの
外壁→イエロー系
屋根→グリーン系
の組み合わせは王道、鉄板と言えるぐらい良い組み合わせです。
建物のデザインも大きく関係してきます。和風のデザインで古くなった外壁にサイディングを施工しているお家です。
こちらも大きく色を変えることなく現状のお色でまとめました。
お家のデザインと色がマッチしています。
こちらはどうでしょう3階建ての住宅です。
タイルの色は変えられませんが外壁の色をガラリと変えて建物の印象が変わりましたね。
というように人気のお色と言ってもそのお家のデザインやお客様のお考えなどで選ばれるお色は多岐にわたります。
現在、現状に近いお色を選ばれるお客様が約8割、残りの2割のお客様はイメージチェンジをされます。
こちらは集合住宅ですが、
デザイナーさんに入っていただき、色を選定していただきました。こういったことも私達サンカラーは対応させていただいております。
いかがですか?塗装するだけでイメージってこれだけ変わります。10年、15年に1回の外壁塗装、ご自宅の色でいろいろ悩んでみるのもいい思い出になります。
【プロが語る】外壁塗装の選び方
テレビを買うときには家電量販店?近所の電気屋さん?はたまたアマゾン?どれをえらびましょうか?ということになりますね。これはどこで買っても届く製品は同一です。
しかし外壁塗装や屋根塗装に関してはそう単純ではありません。
なぜか?
それは塗料というメーカーが研究、開発した半製品を私達塗装業者が塗装して初めて塗膜となりその性能を発揮するからです。
塗料だけのお話ならば、例えばアマゾンで買おうがホームセンターで買おうが同一のものですよね。
しかし、それを施工する業者の技術、ノウハウ、考え方、取り組み方によって同じ製品でも全く違う塗膜が完成してしまうことがあります。
塗料には製品にするレシピがあります。あえてレシピという言葉を使用しますが、要するに美味しく作るためのルール、方法ですね。
そのレシピというのが
①規定の塗膜を塗布する。
②規定の希釈量を守る。
③オープンタイム(塗装してから次に塗る重ねるまでの時間)を守る。
④ポットライフ(2液型などの塗料で混ぜ合わせてから使用できる時間)を守る。
⑤塗装環境を考慮する。(降雨、多湿、低温などの環境を踏まえて作業する)
考え方が基本中の基本です。
お料理でいうと素材に応じて茹でる時間を守る。とかお肉を切った包丁でそのまま他のものを切らない。といった基礎的なことでしょうか?
実はこのレシピ。
意外と守っていない業者さんが多いのも事実です。
また、塗料の希釈も問題になります。塗料メーカーのカタログにはしっかりと希釈率が明記されています。塗料にもよりますが0~10%程度が一般的です。これを守らないと分子結合に支障が出て塗膜の性能が発揮されません。
そして規定の塗膜を塗布するという塗る技術も非常に重要です。塗料には標準塗布量というのがあり、概ね1回塗りで1㎡あたり0.13~0.15kg塗りなさいと規定があります。
この塗布量がその塗料の性能を発揮するに必要な膜圧となります。
先の希釈の問題にも関わってきますが、規定の塗膜を塗布する。これが守られていないと早期の色あせ、ムラ、ハガレなどに直結します。
塗装すると言ってもそこは化学です。レシピを守らないとしっかりとした塗膜を形成できません。
今までは技術的な部分ですが、以下は選ぶ基準となりうるその業者さんの背景から考えてみます。
★建設業の許認可を持っているか?
建設業の許認可というのは誰でも簡単に取れるものではなくその業界で10年以上実績があることや社会保険に加入しているか、また預金残高が500万円以上あるか?など条件があります。
★有資格者が在籍しているか?
こちらも大事な要素ですね。私達サンカラーには塗装技能士、施工管理技士、雨漏り診断士、東塗協認定塗装診断士など業界専門の資格を有しているスタッフが常に常駐して作業にあたっています。
★組合に参加しているか?
(東京都塗装工業協同組合に加盟しているか?)
あるお客様でこの組合のホームページからサンカラーを探していただき工事をさせていただいたという経緯があります。お客様のお聞きしたところ、こういったしっかりとした団体に加盟しているから安心できる。とのことでした。
★地元業者か?
これを一番上に持っていくべきでしたか?外壁塗装や屋根塗装は10年、15年に1回の大きなイベントですが、実はそれだけではなく、お家のこといろいろなことご相談できるんです。
私達は雨漏りの調査、修理も施工させていただいております関係上、他の業者さんより大工さん、内装屋さん、電気屋さん、設備屋さんなどお家のことのプロフェッショナルとお付き合いがあります。当然、屋根工事や防水工事も雨漏りにはつきものなのでいい仲間がおります。
そんな中、お家のちょっとしたことでもご相談いただければ対応は可能なんです。
★人間性、人柄
ここまで技術、そしてその業者さんの背景などに視点を当ててお話してきましたが、最後はやっぱり人、人間性ですよね。
『自分と相性が良いか?』だと思います。お客様は通常2~3件、多くて5件の外壁塗装業者にお見積をとってますよね。そのときに一番自分と相性のいい業者さんを選ぶというのも一つの案です。
外壁塗装業者の選び方について、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
お客さまの声
ここでは、当社にお寄せ頂いたお声を一部、ご紹介させていただきます。
T.N様から頂いたお声(2017年11月15日施工)
塗装をする前どんなことで悩んでいましたか?
「屋根のカビと外壁の色あせです。雨漏りはしていないのでいつしようかと迷っていました。」
実際に工事が終わってみていかがですか?
「新築よりキレイになりました。ご近所に配慮して頂いたおかげでトラブルもなく、その方たちから若いのに仕事が丁寧でよくやってるよとほめ言葉がありました。その担当の息子さんは細部に渡り行き届いて、話しやすく頼りになる仕事の出来る人物でした。」
R.H様から頂いたお声(2018年07月21日施工)
塗装をする前どんなことで悩んでいましたか?
「古い塗装の剥がれや、かなりしつこい油汚れなどがあり、自分では到底手に負えそうもない状態だったので、お願いして良かったです。」
実際に工事が終わってみていかがですか?
「本当に見違えました。かなり状態の悪い箇所が多かったので、まさかここまでキレイにして頂けるとは思っていませんでした。また施工期間中も、こちらは現場で生活しながら、というケースだったので、養生やお掃除など細かい点までお気遣い頂いて有難かったです。」
H.I様から頂いたお声(2017年09月15日施工)
塗装をする前どんなことで悩んでいましたか?
「まず費用と工期ですね。我が家の老朽がどの程度か?分かりませんので悩みました。」
実際に工事が終わってみていかがですか?
「本当にお願いしてよかったと思いました。私どもの意見を聞いて塗装以外の細かいところまで丁寧に直して頂きました事、本当に助かりました。
尚、通りがかりの方が「新築のようですね」とお声をかけていただきました。きれいにして頂き、ありがとうございました。」
もっとたくさんのお声を頂いております。以下のページをご覧ください。
サンカラーが選ばれる3つの理由
1.大田区千鳥町出身、地域密着
ちょっとしたお困りごとでもすぐ駆けつけるフットワーク。
2.親子でやっている施工店
世代をまたいでお付き合いさせていただきます。
3.『丁寧な仕事』と評判
お客様アンケートで『丁寧な仕事』というお言葉を頂いています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。