木枠染色塗装

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今日は『木枠染色塗装』の現場レポートです。

上の写真は施工前です。

左の写真は養生終わった段階です。

真ん中の写真は建具がまだ木枠に付いていますが、塗装作業の時は吊り元の金具ごと取り外して作業をします。

一番右の写真は建具(ドア)取り外し、穴が空いていたところを大工さんに埋めてもらいました。

この後、『ステイン』という着色剤を使用して既存の木枠にあわせた色を作成→塗装となります。




そして良く乾燥させてから中塗り、上塗りと塗り重ねていきます。

枠塗装4  染色後、クリアーを塗装しています。

既存木枠と新規木枠が混在する部分では『色あわせ』は重要な作業となります。

枠塗装5  枠塗装6

完成写真です。

手前の既存枠とほぼ同色に仕上がりました。

そして埋木した部分もわからなくなりました。

ここで塗装のお仕事は終了ですが、この後、クロス屋サン(壁紙を貼る業者さん)が入って壁を仕上げます。

先ほども書いていますが、『木部染色』は色あわせが非常に大変です。

木は工業製品と違い、天然物です。例え、既存枠を塗装した『ステイン』があったとしても木が違うので同じ色になる事はまずありえません。(同じ品種の木でも同様です)

なので、大工さんが切った木片を使用して色の調整をしていきます。

また、『ステイン』を塗装してから『ワイピング』という拭き取り作業をしますが、ステインを塗ってからワイピングまでのオープンタイムも色あわせに重要な要素を含んでいます。

言葉では『塗って拭き取る』作業ですが、その中身には経験やノウハウがたくさん詰まっています。

木目が活かした風合いがとても素敵です。

きれいに仕上がりました。

以上、本日の現場レポートでした。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

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