【雨漏り診断士の視点】雨漏り調査で再現できないと失敗なのか?

2022年9月23日

今日は秋のお彼岸ですね。世間様的にはシルバーウィーク後半で連休真っ只中っですが、私は出勤しておりました。

さてそんな休日まったりモードですが、今日のブログは雨漏りの再現調査で結果が得られなかったら、それは調査の失敗なのか?について私なりの考えをお伝えしたいと思います。

雨漏りを確実に的確に修理するには雨漏り再現調査を実施し、雨水浸入位置(雨水が建物外皮から浸出する場所)を特定することが大事です。再現調査には散水調査を実施します。当然そこには散水する順番、散水する場所、散水する時間などノウハウがあります。そういったノウハウを駆使して調査を実施するのですが、短時間で再現できる場合もあればできない場合もあります。

被疑ヶ所1箇所目

被疑ヶ所1箇所目

これは実際の散水調査の写真ですが、こうして直接被疑ヶ所(雨水が浸入している可能性のある場所)に散水して漏水の有無を確かめます。

被疑ヶ所2箇所目

想定した被疑箇所に散水を進めていきます。

被疑ヶ所3箇所目

想定した順番に沿って被疑ヶ所に散水して調べていきます。この日の調査は3箇所に散水しましたが、漏水は確認されませんでした。

一日使って雨漏りが再現できないってことは、これって調査自体が失敗なの?散水する場所が間違っていたのではないの?と思われるかもしれませんが、失敗どころか大きな収穫なのです。何が収穫かというと、「今日調査したところは雨水浸入位置ではない」という結果が得られたことになります。ということは、他に雨水浸入位置があることを意味しています。とかく雨漏りを再現することだけに意識がいってしまいますが、「ここは浸入位置ではない」を明確にすることも雨漏り調査、そしてその後の修理にとっては非常に重要な情報となります。

もちろん、これで調査が終わるのではなく、後日、他の被疑ヶ所もしっかりと散水して確実に雨水浸入位置を特定いたしますし、しなければいけません。

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