【雨漏り診断士の視点】エアコン冷媒管の取り回し

222年11月17日

2ヶ月近くブログの更新が滞ってしまい申し訳ございません。

9月23日以来の更新です。それにしても今年は雨が多くて工期が大幅にずれ込んでしまった現場もありました。
今は秋晴れが続いていて現場の段取りもやっと落ち着いてきつつあるという感じです。

さてそんな状況ですが、雨漏り修理+外壁屋根塗装の工事を施工させていただいております現場から雨漏り対策として施工した事例をご紹介したいと思います。

冷媒管施工前

施工前の状態です。エアコンの冷媒管がサッシの上に通っています。冷媒管を保護している保温材とテープは劣化してなくなっているという状態です。この状態では上から降って来る雨に対して冷媒管と保温材の間に入った雨水が室内に入ってしまうという雨漏りが発生してもおかしくない状態です。

エアコン冷媒管施工後

エアコンの室外機をルーフバルコニーに移動して冷媒管の取り回しを変更しました。エアコンテープではなくスリムダクトを使って一旦冷媒管貫通部の穴より低い位置まで冷媒管を下げてから冷媒管貫通部の穴に通しています。これが雨漏りに強い冷媒管の取り回し方になります。エアコン室外機を移動、冷媒管を新しくする、スリムダクトを使用する。という工事となりますので一定の費用は発生してしまいますが、雨漏りで受ける建物のダメージ、精神的な負荷を考えれば決して高い費用とはいえないのではないでしょうか?

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