今日は新しい情報をお届けします。
私もお客様からお問い合わせをいただくまで知らなかったのですが、
ブロック塀を撤去してフェンスを設置すると工事に大田区から助成金が支給されます。
大阪の女子児童がブロック塀の下敷きになってなくなったことをきっかけに急遽作られた制度のようです。
助成対象は道路から1m以上のブロク塀や万年塀を撤去して高さ2m以下のフェンスを設置する場合に支給されます。
助成の対象となる人は
大田区内に上記のようなブロック塀や万年塀を所有又は管理する個人
ということです。法人などは対象とならないようですね。
助成の内容ですが、
★ブロック塀や万年塀を撤去するときに
ア)撤去費用の1/2の額
イ)塀の長さ1mにつき6,000円を乗じて算出される額
とあり、限度額は12万円です。
★フェンス設置の時の助成
ア)設置費用の1/2の額
イ)フェンスの長さ1mにつき6,000円を乗じて算出される額
とあり、限度額は12万円です。
撤去+設置で最高24万円の助成が受けられます。
ちなみに18mのブロック塀や万年塀をフェンスに取り替えるときの助成金は
撤去:18m×6,000円=108,000円
設置:18m×6,000円=108,000円
合計:216,000円が助成される。
という計算になります。(あくまで計算上です。実際の助成金額との差異が発生する場合がございます)
ブロック塀や万年塀の撤去とフェンスの設置は通常のリフォームと違って高額になります。そんな中、こういった助成金が支給されるというのはありがたいことだと思います。
ちなみに、この制度と大田区住宅リフォーム助成事業との併用は可能とのことです。
今、大田区では通学路に面している比較的高さのあるブロック塀や万年塀をピックアップしてその所有者様にこの制度があることを重点的に案内しているそうです。
少しでも改修が進み、大阪のような痛ましい事故がなくなることを祈ります。
※ブロック塀等改修助成事業
→https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/bousai_machidukuri/concreteblockwall.html
※参考:ブロック塀を撤去して生垣を植えることも助成金の対象となります。
→大田区生垣造成助成事業:https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/kankyou/ryoka/josei.html