【雨漏り現場調査】カラーベストとシーリング

2016年8月23日

私たちサンカラーは雨漏りの調査、修理だけではなく外壁塗装工事も施工させていただいております。

その時に、外壁とセットで塗装する部分に屋根があります。東京の住宅ではカラーベスト(コロニアル)※以下カラーベスト を使用しているお宅を見かけることが多いです。その屋根、カラーベストを塗装するときに気をつけなくてはいけないのが『縁切り』といわれる作業です。これはカラーベストの重なり部分に塗料が入り込んでしまい、上下のカラーベストの隙間がくっついてしまうのをまた元の状態に戻し通気性を確保する作業です。

この隙間が雨などで濡れたカラーベストの水分をはき出す機能を有しています。もし隙間がふさがってしまうと水分の抜けるところがなくなり、カラーベストの下にあるアスファルトルーフィングを固定しているタッカーのサビによる微量な漏水から始まり、入った水分による下地野地板の腐朽、そしてカラーベストを固定している釘からの雨漏りなどが誘発されます。

スナップショット 1 (2016-08-23 19-23)

この写真は雨漏りしているお宅の屋根ですが、なぜかカラーベストの隙間にシーリングしています。この状況で推察されるのは、以前の業者さんが雨漏りが止まらず、最後の手段として隙間を埋めてしまったのではないか?と思われます。いくら隙間を埋めても必ず水分や湿気はカラーベストの裏に回り込みます。

これは絶対にやってはいけない行為です。雨漏りを止めるどころかますます屋根の状況を悪化させてしまいます。