11月1日にスタートする予定だった大田区千鳥でのRC造の雨漏り調査、雨で1日延びてしまいましたが、今日からスタートです。
長年、止まらない雨漏りに苦労してきたお客様。現場確認をするとシーリングを施工したり、防水を施工したりと前の業者様の苦労した跡が見受けられます。まあ、それはそれで置いておいて、私たちはゼロベースから雨漏り調査に入ります。
外はこんな感じです。3角サッシの下に雨漏りしています。
特徴としては風が強くて雨の量が多い時に漏ってくるそうです。
クローゼットの中です。クローゼット枠、そして梁を隠すベニアも雨漏りの痕跡があります。そのほかにも隣にある掃出し窓枠にも雨漏りの跡が…
室内はこんな感じです。
早速散水調査実施です。
散水調査における散水箇所は今回はお見せすることが出来ませんが基本は下から順番にかけていきます。どの程度散水するの?って気になりますが、こちらも今回は正確にはお伝えできません。m(_ _)m
散水の目的は単純に水をかけた→水が出た!だけではなく雨漏りする可能性のある場所を1つずつつぶしていく作業というのが本質だと思います。
散水する場所、散水する時間などは現場確認の際にお客様から雨漏りの状況や建物の構造などから考えます。
また、散水する角度なども雨漏りの状況を確認して決定します。
ただ単に、むやみやたらと水をかけているわけではないと言うことをご理解いただければと思います。
でもって午後も15時をまわって漏水確認出来ずにいましたが、本日最後となる散水箇所にかけること20分程度でクローゼット枠の上の落ちてきました。
こちらは掃出し窓の上ですが、クローゼット枠ほどではないですが、漏水を確認できました。
で、『ハイ!雨漏り再現できました!』終わり終わり~といいたいところですが、まだ怪しい箇所が残っています。
今日は時間切れとなってしまいましたが、明日進入箇所の絞り込みとそのほかにも雨漏りの原因がないかを調べます。