2023年5月26日
今日はとある場所から外を眺めていたら目に入った不具合をアップします。
何気ない建物の写真ですが、職業柄、目が行ってしまいます。
赤矢印の部分、雨樋がありません。
雨樋がないところは屋上からの雨水が壁の一部に集中してしまい、塗膜が剥がれてしまっています。そしてこの建物は鉄骨造で外壁にALCを使用していると思われます。よく見ると外壁の目地(横目地)の下から塗膜が無くなっている、浮いているのがわかります。集中して流れる雨水が横目時の少しの凹みで余計に負荷をかけて塗膜からALCに雨水を染み込ませていると思います。
これだけ激しく塗膜が剥がれていて雨漏りしていないのか?と心配してしまいます。建物を雨に濡らせないというのが雨漏りだけでなく建物を長持ちさせる大きなポイントとなります。これから雨が多い季節となってきます。雨が降っているとき一度ご自宅の雨といに不具合がないか点検してください。割れていて雨が集中して落ちている箇所などがある場合は要注意です。