【雨漏り診断士の視点】サッシを交換して今日は左官作業でした。

2022年2月5日

今日も寒い一日でしたね。こんな寒い日でもスタッフはそれぞれの現場で頑張ってくれています。
私はというと1月後半からスタートした雨漏り修理の現場で作業の立会いをしておりました。

去年の11月に散水調査を実施した現場です。この雨漏り修理はサッシの戸袋が原因の雨漏りでして、このパターンの雨漏りを見るたびになぜこのような納めになってしまったのか?を考えずにいられません。

雨戸が壁に食い込んでいる

私が携わるまで複数の業者さんがこの雨漏りに関わっていたようでして、外壁塗装、ベランダ防水、挙げ句に屋根カバー工事まで施工したのに雨漏りが止まらない。とのこと。この雨漏りは基本、何をやっても止まりません。やはり現況である雨戸を撤去するしか雨漏りを止める方法は無いと私は考えています。

雨戸を撤去

そして雨戸を撤去してみると案の定雨戸が食い込んでいる部分から雨水が壁内に入っていました。

左官作業

今回はサッシを交換してシャッター付きにしました。戸袋とサッシを撤去、下地木材の補修、水切り新設、サッシ取付、2次防水処理、そして今日の左官作業と進んできました。この後はシーリング作業と防水塗装、笠木取付、エアコン復旧、内装復旧という流れで行きます。施工する面積は小さいですが手順は一緒なので時間がかかってしまいます。お客様にもご説明、ご理解いただき焦らずしっかりと施工していきます。

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