2022年3月3日
今日も暖かな一日でしたね。今日のブログは現在世田谷区奥沢で進行中の外壁塗装の現場からです。
こちらの現場、屋根はS型瓦を使用しているので塗り替えは必要ありません。
が、足場を設置して確認すると瓦が2枚割れていました。そこでいつもお世話になっている瓦屋さんに相談したところ、現状の色が廃盤となっていたため近似色となってしまうとのこと。
割れている瓦をタスマジックで補修することも可能ですが、その補修した部分(タスマジックがはみ出したところ)は塗装しなければならず、最終的に補修跡がわかってしまいます。それならば近似色でも新しい瓦のほうがいいという判断になりました。
割れている瓦を撤去します。
瓦下にあるアスファルトルーフィングに不具合がないか確認します。瓦が割れた部分から雨水がアスファルトルーフィングに流れたあとが確認できます。大事なのは流れている跡があることではなくアスファルトルーフィングの切れや破断がないかを確認することです。
新しいS型瓦に交換しました。
色の違いはっきりと分かってしまいますが、雨漏りの心配が一つなくなりました。
外壁塗装といってもそれだけではなく施工範囲外にも目を配らせることが重要です。
私的には瓦って割れたらその1枚だけ交換できるのがいいです。重いという欠点もありますが、瓦屋根の特徴である空気層などを考えると木造住宅に関してはやはり一番いいのではないのかなと思います。