【外壁塗装】塗る前にサイディングの浮きを修正します

2021年11月11日

今日もいいお天気でしたね。日の出もだんだん遅くなってきて秋の深まりを感じます。

さて本日のブログですが、今日も現在進行中の現場からお届けします。
サイディングの塗替え現場なのですが、モルタル壁であればひび割れなどを補修しますね。ではサイディングの場合はどうでしょう?サイディングだからそのまま塗装できるのではないかと思われがちですが、意外とひび割れ部分や欠損などあるんですよ。そして “サイディングの浮き” もよくありますね。特に釘打ち固定のサイディングに多く見られます。当然そのまま塗るわけには行きませんので修正します。

下穴をあけます

木下地のある部分、つまり既存の釘が打ってある部分に下穴をあけます。

ステンレスのビスで固定します

そしてステンレスビスで固定します。
このビスを使用するという部分で釘ではなければダメと言う意見もありますね。ビスで固定するとその部分がガッチリと止まってしまい伸縮するサイディングに対して割れてしまうという考え方です。確かにそのご意見には傾聴する部分もございますが、私どもがメンテナンスする場合、新築から10年以上経過しているサイディングです。サイディング自体の伸縮は新築時が一番大きく、年数経過とともにおさまっていうデータがあります。こういったことから釘ではなくビスで固定させていただいています。

サイディングに限らずいろいろな下地に対しての補修方法は業者さんそれぞれ考え方やウンチクがあり、これでなければダメというのは一概に言えない部分もあります。ましてや建物の現状ってそれぞれ違うものです。大事なのはその現状をしっかりと把握してどの方法が一番いいのかを考えて施工することだと思います。

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