【外壁塗装】RCのひび割れ補修※低圧注入

2020年7月14日

今日も梅雨空ですね。塗装工事が一向に進まず、太陽は出ていないのにジリジリとし日を送っている倉方です。しかしですね、「止まない雨はない」という言葉があるように必ず雨はやんで今度は暑くてジリジリする日がきます。その日を信じて無理せず、確実な塗装工事を施工していきます。

さて、今日のブログはそんな梅雨空の中、雨のやみ間を利用して進めた外壁の下地調整の様子をアップします。外壁のひび割れ補修なんですが、いつもの「Uカット+シーリング」という補修方法ではなくエポキシ樹脂を注入する方法です。今回採用した「低圧注入」も「Uカット+シーリング」も同じひび割れ補修ですが、挙動の有無、ひび割れの大きさ、仕上げの仕様によって採用する工法も変わります。今回は下地を傷めないノンカットにて補修する「低圧注入」を採用しました。

低圧注入 ひび割れ採寸

まずはひび割れの採寸ですね。巾とひび割れ長さを測定していきます。

低圧注入 ケレン

注入する台座を取り付ける前に脆弱部分の撤去、清掃をワイヤーブラシで行いました。

低圧注入 エポキシ樹脂をゴムの力で注入

台座取り付けとひび割れをカバーするはくりシールです。

低圧注入 台座を取り付け

台座を取り付けていきます。ひび割れ1mに対して約4~5個の台座を取り付けていきます。

低圧注入 はくりシールでひび割れも塞ぎます

見えているひび割れをはくりシールでカバーします。

低圧注入 エポキシ樹脂

使用するエポキシ樹脂です。

低圧注入 注入準備

計量して撹拌、そして台座に取り付ける注射器にエポキシ樹脂を充填しています。

低圧注入 エポキシ樹脂をゴムの力で注入

エポキシ樹脂を充填した注射器を台座に取り付けます。注射器の外側に見えるのがゴムです。このゴムの力でエポキシ樹脂をひび割れに注入していきます。注射器のエポキシ樹脂がなくなったら補充していきます。

そして翌日、はくりシールとともに台座、注射器を撤去して ひび割れ補修完了です。

お問い合わせ(通話料無料)