【平成31年度大田区住宅リフォーム助成事業】2019年4月10日から申し込み開始です!

2019年3月26日

早いもので今年もあと少しで3ヶ月が経過してしまいますね。3月といえば年度末、年度末と言えば『大田区住宅リフォーム助成事業』の締切です。そしてこの時期、毎年行われているのが事業内容の見直しです。その見直し内容が昨日、発表されました。

申請受付開始は 平成31年4月10日~平成32年(2020年)1月31日です。
いままで、第1期、2期などと申請日時が細分化されていましたが、平成31年度は通年を通して申し込みできます。
しかし注意点もありますね。
受付期間は2020年1月31日まで、今年度は2月28日まででしたから1ヶ月早く申し込みが終了してしまいます。

また工事完了期限も今年度は3月末まででしたが、来年度は2月29日までに完工となりました。そして本申請(工事が終わってからの申請)は3月末日まで。これ以降は受け付けません。とのことです。

申し込み期間が通年となったのはありがたいですが、受付日時が1月31日までや工事完了が2月29日までとなるとなかなか厳しいですね。外壁塗装や屋根塗装、防水工事や屋根工事と外工事が多い私達などは天候に左右されますのでギリギリの工程では期限に間に合わないなどの自体が発生する場合が発生しそうです。

これが見直し部分です。
助成額(総額)は変わりませんね。吹付けアスベスト除去工事は上限が50万円までに増額されました。
また全体の予算が今年度6400万円→来年度8500万円と大幅に増えました。
助成金を受け取れる回数も原則1回限りです。

そのほか、賃借人の方はバリアフリー工事のみになってしまったり、平成31年1月1日に工事対象物件に居住している事が必要。など変更点があります。

工事の仕様にも変更があります。
給湯器の交換ですが、エコジョーズなどのエコな給湯器の変更のみ対象となります。

標準工事単価も変更があります。一覧を見ると単価が下がったモノが増えましたね。私達がメインとしている外壁塗装や屋根塗装は変わりませんが、屋根の改修は㎡15,000円から13,000円に減額されました。しかし雨どいの改修はm3,000円から4,000円にアップしましたね。

そして工事によって図面やカタログなどの添付する書類一覧も配布されました。

とまあ、大雑把ではありますが、『大田区住宅リフォーム助成事業』の概要をお話しました。
最後に区役所の担当者さんが言っておりましたが、現時点(3月25日時点)で本申請していない案件が約80件ほどあるそうです。3月31日までに駆け込みでどれだけ本申請が行われるのかはわかりませんが、未消化になってしまう予算、それに伴う事務経費が非常にもったいないと思うのはわたしだけでしょうか?もしかしたらお客様の囲い込みのためにこの制度を利用している事業者さんもいるのではないか?そんなことも思ったりしました。

いろいろ変更があり、使いやすくなった部分もあれば期間が短くなって厳しくなった部分もあります。しかしながら予算が大幅に拡大されたことは大いに歓迎するところであります。

『大田区リフォーム助成事業』に関してご不明な点などございましたらお気軽にご相談ください。

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