2019年1月9日
さて今日は現在施工中の現場からです。
鉄骨造ALCタイル張り、壁面からの雨漏りです。
タイルの浮きがあり、手で取れてしまいました。ちょうどこの部分はALCの横のつなぎ目です。そして剥がれた部分を見てみるとALCが見えます。こういった場合は確実に水が介在してタイルの浮きを誘発していると思われます。
横のつなぎの部分を撤去し、更に縦の目地に沿ってひび割れていたタイルを撤去しました。この写真で分かる通り横のつなぎ部分から下のほうがALC自体傷んでいます。この事からも横のつなぎから雨水が入っていたと考えられます。
鉄骨造ALCの建物はALC板のつなぎ目(横、縦)にタイルの割れが入ることが多く、そこから雨水が浸入すると建物構造上、2次防水という機能が基本的にありませんのでそのまま室内に雨漏りということになります。