9月13日
水が介在する建物の不具合に雨漏りがありますが、実は漏水だったということもあります。
過去に雨漏り修理を施工させていただいたお客様からTELがはいりました。
『また雨漏りしている!』とのこと。
早速駆けつけてみました。
状況および構造は鉄骨造の1階部分の天井から雨漏り、持っている箇所の真上は屋上となっています。そしてそこには増築の建物があります。
単純にここまでですと屋上防水の不具合かな?と思ってしまいますが、漏っている部分は建物の中心付近、壁際はありません。そして漏れている量が大量です。
この案件を見に行ったとき、雨は降っていませんでしたが、上からポタポタ水が垂れてる状態。
早速、屋上防水を確認してみましたが、特別不具合は無し。増築している建物に入ってキッチンの床収納をはずしてみてみると…
シンクの排水ジャバラが入っているであろう塩ビ管がずれてしまっています。そしてその下の床はびしょびしょです。
そう、お客様が雨漏りだと思っていたのは排水管が外れてしまったために発生した漏水でした。
1回雨漏りを経験してしまうと心理的に雨漏りではないか?とおもってしまうのは人の心理なんですね。
こういった事はお客様だけではなく、自分自身にもあてはまるのだと改めて気が引き締まりました。