【内装塗装】エアコンフェイス(エアコンカバー)の塗装

今日は少し珍しい塗装をアップします。対象物はエアコンのフェイス、店舗や事務所などの天井にベタッとくっついているあれです。このエアコンフェイス、通常は白やアイボリー、でまったく違和感がないのですが、天井の色が白色以外になると突然存在感を増してきます。店舗などではデザイン的にどうよ?ってことで塗装してくださいとご依頼させることがあります。

その昔、独立当時は店舗内装が多かったのでこういった案件はいつもの事として塗装しておりましたが、現在は滅多に無い案件ですね。しかしそこは昔取った杵柄ということでサクサクっと色を変えてしまいます。

今回の設置場所は事務所なんですが、お客様がこだわりを持っていらっしゃる方でこの色でなければだめとの事。

ちなみに仕様は吹付け仕上げなので現場で吹付けるスペースが必要になります。昔はラッカーを使って吹いていましたが、今回は木枠、SDなども同じ色になるので皮脂対策されているカンペ1液MレタンHGを使用しました。

塗装方法は至ってシンプル。まずは本体と真ん中のフィルターカバーを分離して2つにします。その後はエアブローでホコリを落とし、本体をアルコールで念入りに拭き上げます。この作業は非常に大事で手の脂や汚れなどを落として塗料との密着をよくします。私の経験ですと、シンナーで拭き上げるよりもアルコールの方が密着がいいという感覚があります。

そしてプライマーを吹付け。その後、任意の仕上げ塗料を吹付けていきます。

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塗装ブースを作ります。天井、壁、床をしっかりと養生。

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アルコールで拭き上げ、プライマーを吹付けてます。今回はスプレー缶タイプを使用しました。

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1回目の塗装中です。特にフィルターカバーは裏を吹いてから表を吹付けないと塗り残しが出てしまいます。

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仕上げ吹き中、そして完成です。しっかり乾燥してから復旧します。

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