2018年1月24日
一昨日は大雪、昨日はその雪かき。雪かきといっても会社の前の道路だけでなく着工中の現場も雪かきが必要なんですね。外壁塗装の現場では屋根に雪がのっているといつまでもポタポタ落ちてきて塗装工事ができません。よって、必然的に雪を下ろさなければならないのです。屋根だけでなく足場の上も落としておかなければいけませんね。
そんな大雪翌日、お客様からTELが入りました。瓦のお宅なのですが、雪と一緒に瓦が落ちたとのこと。瓦桟がいたんで落ちることはありますが今回はそのパターンなのか?と思いつつ現場に急行しました。
早速Jidoribo-Proを使用して屋根の上をチェックしました。
すると。。。隅棟の瓦が無いですね。赤丸部分です。
こちらは反対側の隅棟です。これが正常な状態です。
落ちた瓦です。形状からして隅棟の瓦に間違いないですね。それにしてもけが人が出なくてなによりです。これほどのモノが直撃したらケガ無しではすみませんね。
さて、このまま隅棟瓦を戻すだけで良いのか?それとも棟をとりなおす方がいいのか?瓦が落ちるということはそれなりに瓦を押えている南蛮、針金などの劣化が進んでいるということになります。痛んで瓦がずれてくると雨漏りの原因にもなります。隅棟を戻すだけより費用はかかりますが、これから先を考えればやはり御見積のひとつにとりなおしを入れなければいけませんね。
現状の状況を把握し、問題を解決するだけでなく、もう一歩先を想定してご提案できるのがプロの役目と思います。