ブログ2012
勤労感謝の日
今日もお仕事が出来ることに感謝!
内装工事の段取りをしてから杉並のお客さまのところへ御見積ご提示。
屋根葺き替えのご説明、下見板修理&塗装のご説明をしているときに『ウチは3回塗りです!』を売りにしているHPがあるとのお話しが出てきました。
確かに、塗り回数も大事ですが、塗布量も非常に大事なのです!とお話しさせていただきました。
私自身、そのHPは見たこともないし、そのHPに対してどうこうはありませんが、
業界の人間として非常に恥ずかしさを感じました。
3回塗り。
鉄部の塗り替えでは
錆止め、中塗り、上塗り
外壁塗装では
シーラー(または微弾性)、中塗り、上塗り
至極当たり前の工程です。
その工程をウチは3回塗ります!を前面に出している…
当たり前のことをしない業者が多いという裏返しなのか?
塗料の性能を発揮するという視点で言えば
塗装は
『ある一定の塗布量を適切な工程を経て施工することによってはじめてその塗料の持つ性能が発揮される。』
と解釈しています。
そして
塗装屋さんは
『塗料の持つ性能を発揮できるように施工する専門職』
と解釈しています。
何が言いたいのかと言えば、
3回塗ったって塗る塗料がシャブシャブ(希釈過多)では意味がない!
ということを言いたいのです。
そして
『3回塗りです!』なんて言わなくも
信用してもらえる業界に成長できる事を願います。