ベランダ手摺り:鉄部塗装のケレン

ただいま修行中 · ブログ2012
11月22日

寒い日が続いていますね~
私の風邪はやっと落ち着いてきました♪

寒くて、空気が乾いて…
作業している立場ではなかなか辛い時期になってきましたが、
塗装工事にはなかなかいい条件となります。
あえて言えば湿度が少ないというのがいい条件と言うことになりましょうか。。。

そんな寒くなってきた中で
只今施工中の現場写真をアップします。


皮スキで簡単に剥がれます

新築当時の下処理が悪かったのか、
皮スキを入れると塗膜が『ピン』とはねるように剥がれます。


サンダー投入

とはいえ、
手作業のケレンでは限界があるので
サンダー投入!


格子の部分もサンダー

格子の部分もサンダーを使って
旧塗膜をケレンしました。

なぜ皮スキを入れるだけで剥がれてしまうのか?

ここが問題なんですね。

この状態ではいくら上に
いい錆止めを塗装してもすぐ剥がれてしまいます。

この原因の一つに
新築当時、手摺りに錆止めを塗装する前の処理に問題があると思います。

工場製作されて錆止めまでは通常、鉄骨制作の業者さんが請け負います。

その段階で鉄骨に油分などが残ったままで錆止めを塗装してしまうと
油分が膜となって錆止め本来の鉄に密着するという作用を妨害してしまいます。

そして現場搬入、溶接取り付けしたあとに
塗装屋さんが任意の色に仕上げます。

今回の場合、
『ピン』とはねるように塗膜が剥がれ、剥がれた部分は鉄骨が見えてしまっている状態はたいてい上記のような原因が考えられます。

ということで
このような大がかりなケレン作業となってしまったのですが、
これも
『建物を長持ちさせる』
うえで必要な作業と考えております。

塗ってしあがってしまうと見えなくなってしまう作業に
大きな意味があります。

無料お見積り等は、お気軽にご相談ください。

かんたんフォーム入力

お電話(フリーダイヤル)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
お問い合わせ(通話料無料)