2015年11月17日
今日は現在外壁塗り替えを行なっている現場からです。
この写真、何か不自然なところがありますが、わかりますか?
シーリングが劣化している→それもあり
サイディングを固定している釘部分が割れている→それもあり
私が一番注目するのは笠木と壁の取り合い部分です。
上から見るとこんな感じ
赤丸のところと
コーナーサイディングの割れ→赤い線の部分
笠木を上から見て左側は雨漏り発生していません。それはなぜか???
その下に霧よけがあります。ここから浸入した雨水は霧よけで外に排水してくれます。
問題は右側です。サンルームの出入り口扉がその下にありますが、その部分に漏水します。正確に言えば出入り口扉の枠に雨水が落ちてサンルームの床に浸出するというもの。
現在は透質防水シートの上とサイディング裏を通って抜けていますが、月日が経つと透質防水シートを固定しているタッカーが錆びて雨水は2次防水を破ってしまいます。そうなると室内に雨水浸出してしまいますね。
そうなる前に、足場がある今だからこそできることをやっておかなければなりません。
今回、弊社に施工をご依頼された最大の理由は雨漏りも修理している塗装屋さんだからとのこと。そのご期待にこたえるべくしっかりと修理をさせていただきます。