2015年7月2日
今日は昨日の続きです。
早速ベンドキャップを交換!といいたいところですが、ちょっと待て!現在の形は丸形といわれているベンドキャップ。
これを深型に交換すればいいだけの話なのですが、同じ深型といってもメーカーによって違いがあります。
同じサイズのベンドキャップですが、貫通部分からフード下までの距離が違います。
距離が短い方は約2.5cm
こちらは約4.0cm
1.5cmの違いですが、これが雨漏りでは大きく違ってきます。
昨日、この雨漏りの仮説をお話ししましたが、負圧で引っ張られている可能性もある今回の雨漏り、貫通部分からフード下まで少しでも距離があった方が雨漏りのリスクは軽減できます。
でもなぜ同じサイズのベンドキャップを持っているのか?って
それはですね、調査当日に原因を突き止めたので早速ベンドキャップを交換しようと言うことになり建材屋さんで購入(短い方)したのですが、貫通部とフード下の距離の短さにちょっと不満がありました。
そこで、過去に購入したことのある他メーカーのベンドキャップも取り寄せてみたという次第です。
違いは一目瞭然でした。でもですね、短い方のベンドキャップがけっして悪いわけではなく、通常であれば丸形よりは吹きつける雨や巻き込む雨でも入ることは滅多にありません。
しかし今回は負圧(圧力差と言った方がいいのかな)という仮説があったの貫通部からフード下の距離にあえてこだわってみました。
単純に交換するのは誰でも出来ますがこういった視点が雨漏りのリスクを軽減していきます。