雨漏り修理:サッシまわりのシーリング

今日は先日、散水調査を実施したお客様邸にて防水塗装の前作業としてサッシまわりにシーリング施工をしてきました。
 
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サッシ際の外壁を一部カット。これはサッシ~外壁間の『シールしろ』をとるためです。 
 
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こんな感じでカットしました。
 
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サッシにシーリング用のラッカーテープを貼ってプライマー塗布。このプライマーもシーリングの種類によって変わります。意外と知らない人が多いですね。ちなみに私たちはシーリングメーカーと同じメーカーのプライマーを使用します。
 
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シーリングガンにて打ったあと、ヘラでならします。表面をなめらかに仕上げるのは当たり前ですが、ならすことによりシーリングと対象物との気密性もアップさせます。
 
 
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サッシの養生テープを取ったところです。きれいに仕上がりました。
この後、今打ったシーリング(ウレタンシーリング)が乾いたところでサッシ水切り~FRP防水の取り合い部分に変成シリコンにてシーリング処理します。
 
 
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FRP防水の立ち上がりが少ないので施工ものぞきながらの作業です。
 
 
この後、しっかりヘラでしっかりならしてシーリング処理の完成です。
 
 
あとは外壁部分に防水塗装を施工すれば完成です。
 
しかしこれはあくまで1次防水の雨漏り修理となります。本来ならば外壁をもっと撤去してサッシの防水テープや防水紙からやり直すのが木造住宅における雨漏り修理の基本だと感じています。
 
今回なぜ、木造住宅における一次防水処理をブログにアップしたかといいますと、
 
『ただシーリングしているのではない』
 
ということをお伝えしたかったのです。
 
よく雨漏りの現調に行くと、他の業者さんがベタベタとなすっているだけようなシーリングをよく見ます。上からただなするだけでは雨漏りは止まりません。
 
 
①施工する部位やその後の工事の有無によってシーリングの種類も変えます。
 
②シーリングと密着する面積やシーリングの厚さ、気密性がシーリングの性能を100%引き出します。
 
今回の現場ではサッシに防水テープが使用されていないのは分かっていました。(他の部分を解体、雨漏り修理を施工しているため)そのため、いつも以上のしっかりとしたシーリング処理をしなくてはいけません。外壁をカットしなければ『シールしろ』がとれず、しっかりとしたシーリング処理ができないと判断し、このような施工となりました。
 
 
この後、外壁に防水塗装を施工して一次防水を完璧にします。
 
 
 
 

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