【雨漏り診断士の視点】改修用ドレンは縦管まで

2022年2月18日

今日も寒かったですね。と毎日寒い寒いと言っていますが春は確実に近づいています。春が近づいてくるとヤツがやってきます。はい、スギ花粉です。一時期ひょんな事から3年ぐらい症状が収まっていましたが最近はまたアレルギー反応が出るようになってしまいました。

さて今日は屋上防水で雨漏りの原因ナンバーワンと言ってもいいかもしれないドレンからの雨漏りについてです。

屋上のドレン

このブログでも何回も取り上げていますが未だに改修用ドレンの意味をなしていない施工をみます。

改修用ドレン

改修用ドレンの説明

上のイラストのように屋上の排水口から改修用ドレンを入れるときには縦の排水管まで入れます。排水管のエルボ(曲がり)があると改修用ドレンのジャバラホースがその先まで行きにくいですが横の排水管部分で諦めてはダメですね。頑張って縦の排水管まで通します。私はこういった場合は縦の排水管をカットしてなんとしてでも縦の排水管まで降ろします。当然費用がそれだけかかってしまいますが、ここを妥協して工事をして雨漏りが止まらなければその工事自体の意味もなくなってしまいます。
雨漏り診断士としてここは譲れない部分です。

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