2019年8月28日
またまたブログの更新が滞ってしまいました。更新は滞っていましたた現場は確実に進行しております。
今日は先にアップした割れているコロニアルを補修したあとの塗装編です。
タスマジックがしっかりと固まっているのを確認して屋根塗装に入ります。現在の屋根塗装では標準的な仕様となっている遮熱仕様です。太陽光の赤外線を反射させることにより屋根表面や野路板、小屋根などの温度を下げて熱による劣化を軽減させます。残念ながら遮熱塗料を屋根に塗ったからと言って室内の温度が劇的に下がるということはありませんが、屋根材やアスファルトルーフィング、野路板などの温度が下がることは劣化という観点から意味がある事と思いますのでサンカラーでは現在の標準仕様となっています。
遮熱シーラーが乾いたら縁切りのためのタスペーサーをコロニアルとコロニアルの間に挿入します。コロニアルの塗装に関して、この縁切りという作業は非常に重要です。ただ入れればいいというわけではなくしっかりと隙間を確認しながら入れていきます。なんのために縁切りするのか?をわからない、知ろうともしない業者さんや職人さんを他の現場で見かけることがありますが、この作業を怠るとコロニアルの下にある野路板が傷んでしまい、半年後や1年、2年後に雨漏りということになりますので非常に大事な作業となります。
弱溶剤遮熱シリコン塗料を塗装しています。1回目ですね。
乾燥後、2回目を塗装しています。ちょうどこの頃はお盆前で非常に暑い時期でした。塗装する時間も考慮しながらの作業となりました。
屋根塗装完成です。塗装しているときでもタスマジックで補修した部分が再度割れるということもなく、通常のコロニアルと同様に作業することが出来ました。
使用材料
コロニアルの割れ補修: タスマジック
縁切り部材: タスペーサー
下塗り: 水谷ペイント快適サーモマイルドシーラー白
中塗り・上塗り: 水谷ペイント快適サーモSi