【雨漏り診断士の視点】屋根からの雨漏り

2019年6月12日

5月21日の大雨での雨漏りお問い合わせがやっと一段落したと思ったところに今度は6月10日の一日中降っていた雨でまた雨漏りのお問い合わせが増加傾向となっています。そんな中、屋根からの雨漏り事例がありましたのでアップします。

単純に屋根からの雨漏りと言っても理由は様々です。トップライト絡みの雨漏りもあれば隅棟からの雨漏り、屋根本体からの雨漏りとありますが、今回の事例は棟違い部分からの雨漏りとなります。元々は1階窓からの雨漏りだったのですが、真上の2階窓を確認したときに天井部分にあるシミを発見しました。お客様自身もシミの存在に気づいていなかったようで、びっくりされていました。


室内からのサーモ画像です。あきらかに温度の低い部分があります。ここに水分計をあてると数値が振り切ってしまいます。このような状況からこの部分も雨漏りしていると結論づけました。

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サーモ画像の真上です。大屋根の棟違い部分となります。ケラバ板金と片棟との取り合いです。

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すぐ下の写真です。ケラバ板金と野路板、外壁が見えます。下からではわからなかったのですが野路板に痛みが進行していました。また、ケラバ板金と片棟の交差する部分は施工上ケラバ板金が上に持ち上がってしまいます。この持ち上がってしまった分だけ野路板とケラバ板金の下の部分のカブリが浅くなってしまい、ケラバ板金に流れてきた雨水が野路板から室内に浸入してしまうというメカニズムとなります。

当初の雨漏りである1階窓の雨漏り原因は2階サッシ絡みだったのですが、この雨漏りを見逃してしまうと修理しても雨漏りが止まらないということになってしまいます。

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