【50歳からのフルマラソンチャレンジ】2018かすみがうらマラソンを走りました

2018年4月15日

50歳からのフルマラソンチャレンジも今回で10回目となりました。今回走ったのは『2018かすみがうらマラソン』です。この大会、去年も走りましたが4月にしては暑く救急車をたくさん見たとい大会です。
今年はなんと嵐の予想。幸いスタート時間には雨もほぼやんでいる状態。風もなく絶好?のマラソン日和となりました。

上はスタート直後の写真ですが、ものすごい人です。バーン!とスタートの合図がなってから写真のスタート地点まで約10分かかりました。のろまな私には10分のロスは大きいです。

練習不足(いつもですが)なのでゆっくり目でスタート。
このペースを守り続ければ5時間ちょっとのタイム予想。今シーズンのはが路、館山と同様の感覚です。
しかし練習不足は容赦してくれません。
17キロ手前の関門を過ぎて20キロにさしかかった頃から足の攣りが。。。
ゆっくりのペースをもっとゆっくりして走りますがやっぱり攣りそう。。。攣りそう、攣りそう。。。
そしてとうとう歩いてしまいました。
う~ん、なんともふがいない。この時点でゴールまでまだ半分以上あります。正直心が折れました。23キロ過ぎにある大きな公園で数台止まっている収容車、あれに乗ろうかどうしようか迷ったあげく走ることを選んだ去年。去年はまだゴールするんだという気力がありましたが、今回はほんとにこの先の辛さを考えたら
『お前はよく頑張った、今リタイヤしても誰もお前を責めないよ』
とつぶやく自分と
『いつもこの距離から辛くなってもゴールしてるじゃないか。リタイヤしたら絶対後悔するぞ』
という自分が戦っていました。ふとみると収容車に歩いている人がいる。
『あ~自分もあそこに歩けばこの辛さから解放されるんだ~』
そう思いながらでも足はまだ遠いゴールを目指して前に進んでる。
気持ちはリタイヤ、足は攣りそうなのにゴールを目指す。そんな事してる間に公園の敷地を過ぎてしまいました。
そしてその後は24キロの標識をみると『あと18キロ』25キロの標識をみると『あと17キロ』と1キロ1キロ進む事に果てしない絶望感を味わいながら半分歩いて半分走ってを繰り返しました。途中、アルファードがゆっくりと走っています。
道ばたで足をさすっている人に『収容車です、大丈夫ですか?』と声をかけている。『いやいや俺の方がダメだ!収容してくれ!』と何回声をかけようかと思ったか。

ほんとに長い後半でした。
スタートした位置が5時間台の人達ばっかりだったのでまわりはやはり歩いたり走ったりしている人ばっかり。歩いては抜かされ走っては抜いての繰り返し。

そしてあと5キロ、4キロ、3キロと短くなってくると今度は
『いつも軽く走っている距離じゃないか!もう少しだ』という自分と
『ここまで来れば制限時間内にゴールできるからゆっくり歩けよ』
という自分。
リタイヤという選択肢はなくなりましたが(ここは一種のゴールしたいという欲ですね)それでも楽な選択を迫ります。

そしてとうとう待ちに待ったゴール地点。ここだけは歩いてゴールするわけにはいかないので元気とはいかないまでも走り、笑顔でゴールしました。

やっと終わった~それにしてもめっちゃ疲れた~

記録証です。去年よりやっぱり遅いです。

そしてフルマラソン10回目にして気づいたこと。
普段ちょっとくらい走っているからってそれが練習だと思ったら大間違いって事。特にフルマラソンとなるとちょっとやそっとの練習では走りきることすら難しい。目標を持って練習しないと結果は伴わないです。

当たり前といえば当たり前なのですが、走ることに慣れてしまった自分の甘さでしょうね。

それから体重管理。
年明けぐらいから暴飲暴食が続き体重増加してしまいました。
これも走ることに慣れたので『暴飲暴食しても走ってるから太らない』という慢心ですね。インとアウトを管理しないとやっぱり太ってしまいますよね。
ちなみにですが、走る前と走ったあとでは4kg体重が落ちていました。

普段から自分の身体としっかり向き合って管理をする。日々のランニングもおろそかにせずそれプラス、エントリーしたレースを目標にそれに向けた練習も取り入れる。

ということが必要なのだなと感じた10回目のフルマラソンチャレンジとなりました。

今シーズンのフルマラソンチャレンジは終了です。いつもお付き合いタダ器ありがとうございました。来シーズンは10月のアクアラインマラソンを走る予定です。

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