【雨漏り現場確認】後付けバルコニーの下にひび割れが!

2017年9月20日

ここのところ雨が続いていたためか、雨漏りのお問い合わせが急増しております。そんな中、今日も雨漏りの現場確認に行ってきました。

木造2階建て 築40年以上 数年前にスチール製バルコニーからアルミ製バルコニーに取り替えてから、雨漏りが発生したとのこと。早速確認してみると。。。

ちょっと分かりづらいですがアルミ製バルコニーと壁の取付け部分の写真です。ひび割れがありますね。そして幕板がこのひび割れに食い込んでいます。

幕板をはずして食い込んでいるひび割れにカッターを入れてみると塗膜が簡単に剥がれてしまいました。そして出てきたのは大きなひび割れ。

大きなひび割れなのでここに水をかけると室内に漏れてしまうのは安易に想像できます。ひび割れは少し湿っていてモルタルがポロポロと砂になっています。そして苔のようなモノまで確認できます。

さて、この状況。どう考えますか?

①そもそもスチール製バルコニーのあった頃からひび割れがあって雨水浸入していた。しかしながら室内に漏水とまではいかない状況だった。

②交換したことによってひび割れが発生し、雨漏りに至った。

③ひび割れはもともとあったがバルコニー交換工事の際にひび割れのケアをしなかった。

などが考えられますね。私としてはなぜひび割れが発生したか?が一番重要だと思います。単純にこの部分は柱が入っている部分ですからひび割れは入りにくいと考えます。それがなぜこのような大きなひび割れが発生しているのか?が雨漏りのメカニズムを解明する、修理の方法を考えるうえでこの考え方は非常に重要だと思います。

そしてもう1点。ひび割れから浸入した雨水が室内に漏水するということは2次防水のアスファルトフェルトを突破して室内に漏水しているということです。そしてそのアスファルトフェルトの内側には柱があります。さて濡れてしまった柱はどうなっているのでしょうか? この点も忘れてはいけない事です。

雨漏りは見た目の不具合だけで判断するのではなく不具合の原因、その内部の状況まで考えることが重要です。