【外壁塗装】密着試験

昨日のブログでシーラーの大切さを少し書かせていただきましたが、今日は密着試験をしている写真であらためてシーラーの重要性を訴えていきたいと思います。

今更なに言ってるの?って思う方も多いと思いますが、知っていててもその差を見てるのと見ていないのとでは大違いです。なので少々お付き合い下さい。

現場は目黒区のとある建物、基材はRC、既存塗膜あり。状態はチョーキングもなくいい状態です。既存塗膜は アレスマルチコンクリートプライマー+アレスレタン(メタリック)+アレスレタンクリアーを塗装していました。

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今回の塗り替えもシルバーをご希望ということなので今度は水性のメタルコートで施工するという仕様を組む上でどうしても密着性が甘くなりそうなので事前にテスト施工をさせていただきました。

左から ①未処理+水性メタルコート②目荒し+水性カチオンシーラー+水性メタルコート③シ水性カチオンシーラー+水性メタルコート

という仕様です。

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それぞれ仕様にあったテスト施工をしました。①、②、③以外の右は水性メタルコートをエマシルバーに変えて塗装しました。

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テスト施工から1週間後、梱包用の強力ガムテープを使用して剥がれるか?剥がれないか?を試験します。ここで碁盤目に切れ込みを入れるのが本流ですが、基材に傷を付けてしまう可能性があるので今回は切れ込みを入れずに試験しました。

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結果は①90%以上が剥がれてしまいました。②、③ともまったく剥がれません。

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エマシルバーも未処理のところはほぼ100%剥がれました。

あの水みたいな一見頼りなさげなシーラーですが、ここまではっきりと差が出ると分ってはいましたがやっぱり驚きます。ケミカルパワー恐るべしです!

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