今日は約2ヶ月お待ちいただいた玄関ドアのリニューアル塗装の事例をアップいたします。
現場は大田区東雪谷です。現状、ドアの表面が白ぼけてしまっています。
通常、このような状況になる事を『かぶる』と表現します。どんな塗料でも起こりうる現象ですが、
①冬場、屋根などを夕方まで塗装して霜が降りて白っぽくなってしまう。
②降雨時、または雨上がり直後などの多湿条件で塗装した場合。
など、湿度、温度が大きく関係しています。
今回の現場は直接雨の当たらない場所ではありますが、やはり湿度や温度の影響を受けますので、昨日、(9月25日)の施工は取りやめました。
この写真は施工1日目。まずは全面ペーパーをかけました。思った以上に痛みは激しくないので表面のクリアーを入念にペーパーを当てて白ボケした部分を除去しました。
その後、ほこりを払ってアルコールにて拭き上げ。濡れ色になった状態を確認してから1回薄めの色で染色しました。
よく乾燥してから外部用クリアーを1回塗装。ここまでが1日目の作業。
玄関ドアの塗り替えの場合、1日ペーパーをかけているって事も多々あります。場合によっては剥離剤を使用して表面のクリアーを落とす。と言うこともあります。そのときの状況によって下地をどこまで落とすか?の判断が難しいです。
一昨日に作業を開始した今回の現場、今日は仕上げの塗装です。1回目の塗り(かすれやかぶりがないか)を確認しながら軽くペーパーかけ。そしてまたアルコールで全面拭き上げてから2回目のクリアーを塗装しました。1回目のクリアーでも結構ツヤ感が出ていましたが、2回目はさすがに良いツヤが出てますね。
お客様に確認していただいたところ、大変喜んでいただきました。
ドアノブ、鍵などを復旧。
大田区東雪谷での玄関ドアリニューアル塗装、完成です。
ありがとうございました。