先日、2日間かけて散水調査をしてもはっきりここです!
と言い切れない現場の事をブログでアップしましたが、
今日はその現場で外壁解体です。
そして答えは…
ベンドキャップの下のモルタルは少し湿っていた程度。
一番構造用合板が痛んでいた場所は当該サッシから左へ1mほど、上に50cm程の位置にある見切り金物からの雨漏り…
ここから雨水が入るとちょうど合板の継ぎ目。そしてその継ぎ目に沿って水が押されてサッシを押さえている防水テープの内側に入り込むというメカニズム。
当然、サッシの上も雨染みだらけ。
その他にもエアコン冷媒管を壁に固定しているビスからの漏水なども確認。
散水調査のときにはこの2箇所、それぞれ2時間以上散水している場所です。
結果として1箇所の雨漏りに対して2箇所の進入経路という内容でした。
ある意味答え合わせのような今回の外壁解体作業ですが、この解体をすることによって原因がはっきり分かりました。
残念なのは
①2日間の散水調査で発見できなかったこと。
②お客様には外壁解体という工事になってしまったこと。
雨漏りの難しさを思い知った一日でした。
倉方