こんにちは!
今日は風が強いですね。
久しぶりに自宅から更新です。
日曜日恒例の『サンデーモーニング』を観てアマゾンで頼んでいた本を読んでました。
そして午後からは高校野球の千葉県大会決勝を自宅で観戦しました。
決勝は県立八千代東と拓大紅稜という今大会ノーシード同士の戦いです。
私自身は息子の通っていた千葉英和高校を応援していましたが、健闘むなしくベスト16で敗退…
一瞬テンションが下がりましたが同じ八千代市にある八千代東に俄然注目しました。
県立八千代東は今大会急に強くなったという『ラッキー』なチームではなく、去年の秋季大会で県内ベスト4まで勝ち上がった実力のあるチームです。
春の甲子園では21世紀枠で千葉県の推薦校でもありました。
そんな強い県立の星、しかも千葉英和とは距離も近く、練習試合もよくやっている相手、やっぱり知っている高校を応援してしまいます。
試合は八千代東がいきなり初回に4点先制、その後は回を重ねるごとに拓大紅稜に点差を縮められ、とうとう5回には同点に追いつかれました。
う~ん、流れは拓大か…
なかなか追加点の取れない八千代東
でも6回から八千代東のエース村上君が見違えるようなピッチング、拓大打線の流れをきっちり押さえ込んでいます。
そして、7回、8回と八千代東はランナーを出すもあと一本が出ません。
延長か~
と思った9回表、八千代東がやっと1点取りました。
そうです、この9回に点を取って勝ち上がってきたのが粘りの八千代東の真骨頂です。
しかし得点差はわずか1点
9回裏の拓大紅稜の攻撃です。
1アウトをとったあとヒットが出ました。
2アウトまで行きました!!
あと一人、
打ち上げた~
ライトががっちりボールをとって試合終了!!!
やりました!!!!!!
戦国千葉の大会を制したのは県立八千代東高等学校!!!
うれしいです。素直にうれしいです。
選手を県外から集めて甲子園を狙う学校が多い中、出身中学がほぼ地元の八千代東の選手たち、目だって打つわけでもなく、注目される選手がいるわけでもない、設備も私立の学校に比べると劣っている県立高校が晴れの甲子園です。
高校野球の世界は表で見ているほどきれいな世界ではないです。
多感な高校生の世界です。
そりゃ~いろいろありますよ。
でもそれをわかっていてもやっぱり感動します。
高校野球は『負ける美学』と息子に言ったことがあります。
2年と3ヶ月、毎日毎日つらい練習をして最後は負けて引退する。
その負けたときに、つらかった思い出、笑ったこと、嬉しかったこと、すべてがここに集約されて完結する。
勝つことも目的だけど、そこまでやりぬくことが大切だと…
負けてしまった拓大紅稜のナインもすばらしかったです。胸を張ってください。
勝った八千代東の選手、監督、コーチ、応援した控えの選手や生徒、OB、父母の皆様、本当におめでとうございます。
感動しました。ありがとうございます。
まじめにこつこつとそれを愚直にやり続ける。
仕事も人生も野球も同じだなと感じました。