台風19号が深夜に関東地方を抜けていきました。
私は気が気ではなく結局深夜まで起きていました。幸い、関東地方には大きな被害はなかったみたいですが2週連続の台風にはさすがに参りました。
しかし悪いことばかりではないんですよ。私たちは雨漏りを修理しています。台風18号と19号、この2つを乗り越えた雨漏り修理の現場はまさに太鼓判です。
今回の台風で弊社に来た雨漏りのお問い合わせで1番多かったのが
初めての雨漏り
でした。築25年ではじめて雨漏りした!とか今までとはまったく違うところから雨漏りした!と言うお客様がたくさんいらっしゃいました。
これはどういうことか?昨今のゲリラ豪雨もあてはまりますが、
雨の降り方が変わってきている。。。
と言うことです。台風18号が関東を通過中、私は風裏ですが足場の上にいました。あのすごい風と雨、雨が水平方向に降るのを見ていました。
あれだけ激しく強く大量に壁や屋根に雨が当たったら、通常の雨では雨漏りしない外壁のひび割れや隙間であっても雨漏りしてしまうのではないか?
そしてとにかく雨の降る量が短時間に集中していますよね。バルコニー、ベランダ、屋上、樋、いままでの排水設計ではこれからはこの大量の雨をさばくのは無理なのではないか?
そして木造住宅における屋根や2次防水の施工も今までよりもグレードを上げる事が必要なのではないか?
そんなことを考えさせられた今回の台風でした。
いつも雨漏りを一緒に作業してくれる大工さんがこんなことを言ってました。
『これからは関東も沖縄みたいに台風や豪雨に対応した屋根が必要なんじゃないか』
ふっと思い出した一言だったのですが近い将来現実味を帯びてくる可能性があると想いました。