こんばんは!
草津出張の様子をアップいたしますね。
いっぱい木の柱がありますね。この柱1本の表面積を求め、定められた量の防火薬液を塗布します。
塗料ではなく、あくまで薬液なので塗布量の管理は大事な事です。
ちなみにこの防火薬液は1㎡あたり350gを塗布します。通常の塗装では1㎡あたり100~120gなので当然、1回塗りでは塗布出来ません。決められた部位を計った薬液がなくなるまで塗布します。
『全国住宅火災防止協会』本部の人も来て作業の様子や薬剤塗布量の管理をしていただきました。
ここで、今回使用した防火薬液、『Flame Guard HCA TR』について少しお話しいたします。
この薬液は表面の薬液が加熱されると発泡、炭化して燃えてはいけないものを炎と熱から保護します。
よって、塗布量が少ないと本来の性能が発揮できないという事になってしまいます。
性質は水溶性、木だけではなく、プラスチックや紙、鉄骨、電線ケーブルなどにも利用可能です。
この『Flame Guard HCA TR』はメーカー指定の工法を実施すれば「内装材の難燃措置に関する取り扱いについて」(昭和51年消防予第63号)に定める基準に適合するものとして認められる。
とのお墨付きがあります。
今までの難燃処理は木材に染みこませて難燃性能を付与する工法とは違いますが、
『燃えていけないところに燃えるものを使いたい』
を可能にする薬剤です。
ちょっと難しいお話しになってしまいましたが、火災は発生から数分が命の分かれ目と言われています。その数分を少しでも長くすることで救われる命があるのではないでしょうか。
詳しくは
全国住宅火災防止協会ホームページ ←クリック
Flame Guard Japan ホームページ ←クリック
をご覧ください。
最後に、一瞬だけ見ることが出来た『湯畑』の写真をアップいたしますね。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。倉方
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