DIY②

塗料の選びかた②
いま、ご自分でペンキ塗りをやろう!と思っているあなた!
あなたの頭の中には何にペンキを塗ろうとお考えですか?
室内の壁?古くなった縁側?錆びているフェンス?
それぞれペンキ塗をしよとしている対象物が違いますよね。
塗料も塗る対象物によって変わってきます。
今回は室内の天井、壁に使用する塗料をご説明します。
室内天井
上塗り塗料
希釈剤
下塗り材
備考
クロス仕上げ
クロス専用塗料
水道水
クロス専用下塗り材
塗装仕上げ
一般水性塗料
水道水
特に必要なし
室内 
上塗り塗
希釈
下塗り
クロス仕上
クロス専用塗
水道
クロス専用下塗り
塗装仕上
一般水性塗
水道
特に必要な
つやの有
室内壁には漆喰で仕上げたものもあります。その時はアクリルエマルジョン系のシーラーを下塗りに使用してください。
基本的に室内なので、溶剤系は使用しません。*1 
また、タバコのヤニや雨染み、水シミなどはヤニ止め、シミ止めを施してから下塗り→上塗りを施工します。このヤニ止め、シミ止め作業を怠るとせっかく白く塗装した天井、壁が黄ばんでしまいます。これらの材料もホームセンターさんに行くと専用材がありますのでお店の方にご相談ください。
それから、お風呂場の天井、壁を塗装したい!と思われているあなた!
よくよくご注意ください。私たちプロの塗装屋さんでも浴室の使用環境(高温、多湿)に耐えうる塗料はごく少数です。また、そのごく少数の塗料は弱溶剤系か溶剤系の塗料となります。(メーカーさんではお風呂場は適応除外となっているのがほとんどです)弱溶剤、溶剤型の塗料を密室で扱うのは非常に危険です!私たちもそれなりの装備(防毒マスクや送風機等)を使用して作業いたします。よく、シンナー臭を『いい臭いだな~』なんて言われる方が希におりますが、密室で扱うとそれは『シンナー中毒』と同じ症状になります。
また、お風呂場はカビや湯あか、石けんカスなどの不純物が天井、壁にこびりついています。そのまま塗装すると ハガレ の原因となりますので、それらを落としてから塗装作業となりますので、『わたしは大丈夫!』と自信のある方以外はぜひ、プロの塗装屋さんにお願いしてください。
では今回のまとめ
     クロス仕上げに塗装する場合は『クロス専用下塗材』を使用する。
     漆喰仕上げに塗装する場合もシーラーを使用する。
     ヤニ、シミは専用材にて処理をしてから塗装する
     お風呂場はなるべくならプロの塗装屋さんにお願いしてください。
以上の4点が今回のポイントです。
また、この対象物は漆喰?珪藻土?なんなの…とわからない場合、メールにてご相談に応じます。info@suncolour.co.jp までお願いいたします。
今回は室内の天井、壁の塗料ということでお伝えしましたが、次回は『木』の塗料について書きたいと思います。
*1:居室内にて大部分を占める天井、壁に通常は水性塗料で塗装します。例外としてヤニやシミがひどい場合や浴室には弱溶剤、溶剤系の塗料を使用します。また、建具、窓枠などにも弱溶剤型塗料を使用する場合があります。
水性塗料いろいろ
右から通常の室内天井壁に使用する塗料、真ん中はカチオン系シーラー、左が半ツヤ有りの塗料です。(すべて水性系塗料です)お客様のご要望に対応するため、いろいろな種類の材料を常時在庫しております。
無料お見積り等は、お気軽にご相談ください。

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