【雨漏り簡易補修】雨ピタにて屋上防水を補修しました

2025年11月18日

今日は気温が低いと言いながらもお昼すぎは日差しも出て暑かったですね。

そんな午後、私は久しぶりに現場作業となりました。大田区矢口にて屋上のゴムシート防水から雨漏りしているという案件で簡易補修を施工しました。

現状です

現状です。ゴムシート防水が裂けてしまって補修した跡がありますが、切れてしまっています。本来であればゴムシート防水を剥がして防水全面リニューアルが必要なのですが、3年前に外壁塗装を実施したばかりで、今回は予算をかけられないというご事情もあり、切れている部分の簡易補修を施工することになりました。

必要な長さを測ってカットします

補修した部分が全て隠れるように長さを測っています。

貼る位置を確認してマスキングします

貼る位置を確認して少し大きめにマスキングテープを貼りました。

ミッチャクロンを塗布しています

雨ピタと既存防水の密着を高めるためにプライマーを塗布しています。今回はミッチャクロンを使用しました。

裏の剥離紙を剥がして貼っていきます

黒い面はブチルテープです。白い剥離紙がついていますが、これを剥がして雨ピタを貼っていきます。

転圧ローラーで密着させます

ただ剥離紙を剥がして貼るのではなく、転圧ローラーを使って密着力を高めていきます。この作業を施工するのとしないのでは、密着力に雲泥の差が出ます。

端末はファストシールで処理します

雨ピタだけでも十分止水処理として有効なのですが、今回は雨ピタの端末部分にファストシールというアメピタとも相性のいい液体の防水材を塗布して更に止水効果を高めます。

ファストシール施工中です

ファストシール施工中です。

養生を撤去して完成です

マスキングテープを剥がして完成です。

この工法、簡易補修と言っていますが、止水処理としては相当レベルの高い方法といえます。今回は平面ですが、曲面なども対応可能です。

過去に塩ビシート防水の補修でこの雨ピタを使用して補修した施工例がありますが、3年経過しても雨漏りの再発はありません。

防水が破断している箇所が分かっていて、かつそこから雨水が浸入していることによる雨漏りをとりあえず止めたいという時には非常に有効な工法といえます。

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