【雨漏り再現調査】サーモグラフィーと水分計の合せ技

2024年5月14日

今日は大田区南馬込にて雨漏りの再現調査を実施いたしました。雨水浸出箇所は1階掃き出し窓上のビス穴というお話。
そして調査を進めて行くと本日調査をする4箇所目で当該箇所から雨水浸出しました。

さて問題はここから

トップライトと下屋根に散水調査

3箇所はトップライトと下屋根に散水をしていました。室内を見ると目視では何も変化がなかったのですが、

調査開始1時間30分経過後のサーモグラフィー画像

サーモグラフィー画像では表面の天井クロスに温度変化が現れているではないですか!

散水調査前のサーモグラフィー画像

こちらは調査をする前のサーモグラフィー画像です。他の部位と温度の変化はありませんね。

変化のあった部分を水分計であててみると…

そして温度変化のあるところに水分計をあててみると、なんと振り切ってしまうではないですか!これはまさしく水が天井の中に到達していることを表しています。

見た目(目視)では何も変化が無かった天井クロスですが、サーモグラフィーと水分計を使用すると視覚的にはっきりと雨漏りしていることがわかります。

とはいえ、これは散水調査をちゃんと実施しているから調査前と調査後の変化がわかるのです。こういったお話をするとサーモグラフィーや水分計を使用すると雨漏りが簡単にわかる。ということではありません。あくまでも雨漏り調査のサポートツールという位置づけには変わりはないのです。

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