【雨漏り調査】天井を解体して雨漏り調査

2021年9月16日

今日は気持ちいい青空ですね。空気もカラッとしてて秋らしい感じです。
気持ちのいい晴天の中ですが今日は雨漏り調査です。と言っても今月に入ってからでも雨漏り調査5件、雨漏りの現調5件、緊急修理1件とてんてこ舞いの状況です。

さて、今日の雨漏り調査は内装リフォーム途中で内装業者さんから指摘されてご連絡を頂いたという内容です。内装の途中ということもあり雨漏りしてる天井を解体して漏れているところを直接目視します。雨漏りしてる真上はバルコニーとなっています。防水はFRP防水です。

天井解体中

マルチツールを使って天井のボードを撤去していきます。黒く見えているのはカビですね。

断熱材にシミがあります

解体を進めていくと断熱材にシミが出ているところがあります。こういったところは雨水が存在していたところとなります。

断熱材、スタイロフォームも撤去

断熱材とスタイロフォームを撤去してFRP防水の下地であるコンパネが見えてきました。

ドレンの真下に漏水の形跡あり

ちょうどバルコニーのドレンの真下に漏水の跡があります。

ドレン付近に散水→20分後に漏水

ドレン付近に散水して漏水の有無を確認しました。すると散水から20分後、ポタポタと調査水がたれてきました。この状況からこの雨漏りはバルコニードレンから浸入した雨水が天井に浸出していることが証明されました。

エアコン貫通部に散水して漏水確認

また、ドレンの近くにエアコン貫通部もあり、そこも雨水浸入位置の可能性があったので散水しました。結果、ドレンとは違う位置から漏水確認されました。

このように雨漏りは雨の浸入する場所が1箇所とは限りません。通常の雨漏り再現調査ドレンや防水面、エアコン貫通部、サッシなどを被疑箇所としてピックアップして順番に散水していきますが、今回のように内装を解体し、事前にシミなどを確認し、散水して検証するという再現調査の方法もあります。このように再現調査にもいろいろなケースがあり、状況にあった調査を実施して原因を突き止めていきます。

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