2021年1月18日
今日は現在進行中の現場からです。
現場確認の時にお客様が気にされていた外壁の汚れ。遠くから見ると、どうもケラバ板金のつなぎ部分から雨水が壁に伝ってしまい、汚れがついてしまっているようです。
足場が架かって目視してみると…ケラバ板金の端部(外壁に近い部分)と外壁がくっついています。これではケラバ板金に伝った水が外壁に流れて汚してしまうのも納得です。しかしなんでこんな納まりになっているのか?新築を担当した現場管理者や職人さんに聞いてみたいです。というのも、この納まりでは外壁が汚れてしまうことはわかっていたはずです。非常に不思議です。
「水を切る」という考え方が欠如しているとしか言えません。ちなみにですが、集中して水が流れるということはそれだけ汚れも集中するということなので「防汚」や「汚れに強い」と謳っている塗料でもこの汚れは付いてしまうと思います。また、集中して水が流れる部分は塗膜も他の部分よりも劣化が早くなります。いずれにしても建物にとっていいことではありません。
なにはともあれこの汚れを解消する方法をお客様にご提案させていただきます。