2016年5月18日
1ヶ月ぶりの更新となってしまいました。大変申し訳ありませんm(_ _)m
更新の頻度をあげるべく頑張ります!
さて、今日のブログは3年前に雨漏り修理を施工さて頂いたお客様からのご依頼。外装改修工事を施工している現場です。
現調時、屋上防水を確認していると
ウレタン防水の状況が悪いところばかり目がいきますが、この笠木、脳天釘打ちしています。築年数の経過している建物などではよく見かけますが、これは防水的に決して優れている方法とは言えません。誰が見ても釘穴から雨水浸入する可能性があるのは分りますよね。
今回はこの笠木を撤去してウレタン防水を施工させていただくこととなりました。
そして外してみると…
付け送りのモルタルの上に直接被せているだけでした。しかも脳天釘打ち、実際雨水が浸入して板金笠木が腐食している部分もありました。
セットバックとの取り合いもまったく処理されていません。
今回はこの天場までしっかりウレタン防水を施工し、脳天釘打ちではない板金笠木で仕上げます。
仮にこの笠木をこのままで防水施工したら。。。
笠木から入った雨水が防水層の裏に回り込んで室内に漏水するという自体が考えられます。屋上防水を施工したけど雨漏りが止まらない。という最悪の事態となってしまいます。
費用は割り増しとなってしまいますが、雨漏りに無縁の建物に仕上げます!