2016年1月14日
さて今日は画期的とも言える材料が出ましたのでご紹介いたします。
関西ペイントから 『アレスダイナミックフィーラー』
何が画期的かと言えば
湿潤面の上から塗装できる微弾性フィーラーなんです。カタログに掲載されていますが、例えば
★朝方まで降雨があり、始業時点で雨が上がっている
★朝露、夜露が壁面に付着している
★雨は降っているが、塗装する面は濡れていない
★高圧洗浄後、すぐにダイナミックフィーラーを塗装する
というような通常では絶対塗装してはいけない条件下での塗装が可能とあります。
そしてこういった条件の時は主材に強化材というモノを混入すればOKということ。通常の乾燥した状態であれば主材だけの塗装も可能という何とも不思議な塗料です。
なぜ湿潤面に塗装できるのか?もカタログに掲載されていますが、そのメカニズムまではすみません、よくわかりません。
ひとつだけ言えることは強化材を入れることにより付着性能があがると言うこと。言い換えればいままでの微弾性ではちょっと密着に不安のある脆弱面などの塗装にも使用できる可能性があります。
私がお話しできるのはここまでとなってしまいますが、技術の進歩、ケミカルパワーがいままでの常識を覆してくれます。あと数年してこういった材料が主流になってくると雨でも外壁塗装しているかもしれませんね。