【塗装のトラブル】弱溶剤2液型ウレタンの硬化不良

2015年8月22日

今日は現在進行中の屋根アドグリーンコート塗装、外壁シルバー吹付けを施工した現場からです。

昨日、現場から『赤い丸柱の塗料がリフティングしてくる』との報告がありました。早速状況を確認してみると…

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上が塗った部分、写真ではわかりづらいのですが、確かに旧塗膜がリフティングしています。今回の仕様は目粗し+スーパーザウルス+セラMシリコンⅢ2回塗りの仕様です。すでに昨日塗装した塗膜はペーパーにて落としてある段階です。

この建物、塗り替えたのがちょうど10年前。そのときの仕様を確認すると鉄部は2液弱溶剤ウレタンを塗装とのことです。

原因として考えられるのは前回塗装した塗料の硬化不良。その時施工した業者様がどうこうというわけではございませんが主材と硬化剤の分量が違うのではないか?仮に新築時に塗装した密着が悪ければ10年前に塗り替えしたときにリフティングしたはず。

う~ん…そしてサンドペーパーを当ててみました。通常、しっかり硬化している塗膜にサンドペーパーを当てると塗膜は粉になってしまいますが、この状況でサンドペーパーを当てて削ってみると塗膜がダマになってくっついてしまいます。この症状は完全硬化していない塗膜にペーパーを当てると見られる症状なのでやはり硬化不良ではないか?           う~ん…新築時の密着不良でも、硬化不良でもしっかりとフォローして塗装しなければいけません。

さてこの不具合をどうするか?                                     ですがこのまま何かを塗るわけにも行きません。硬化不良の塗膜に何を塗っても密着しませんから。

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じゃ~ん!こんな時は剥離してしまうのが一番!ということで最初の塗膜から綺麗に剥がしてしまいました。

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元々新築時の密着も悪かったのか?あっさりと剥離できました。

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そして剥離剤の成分が残らないように水で拭き上げ、ラッカーシンナーで拭き上げ、サンドペーパーを当てて

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スーパーザウルスを塗装。

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セラMシリコンⅢ1回塗りまで塗装することができました。当然、リフティングすることもなく塗った塗膜は落ち着いています。

やれやれということですが、こういった塗装のトラブルは塗ってみなければ分らない場合が多いので大きなロスとなってしまいます。

なにはともあれこれで作業が進められます!