2015年1月27日
今月も残り僅かとなりました。年明けたのがずっと前のような気がします。月日がたつのも早ければ人が成長するのも早いです。最近、若いスタッフが成長してるなと感じることが多くなってきました。
最初は右も左もわからない、ただただ言われたことを一生懸命作業しているだけ。それはそれで一生懸命やっていることに意味があります。
そうしていくうちに自分で考え、行動して結果を出せるようになる。そして反省もする。時には怒られる。といってもほとんど怒ることも無くなりましたが(笑)
『この面を先に塗っておけばよかった』とか『もっといい方法があるのではないか』というような発言が聞かれるようになって、さらなる結果を出してくる。
塗装工事、とくに外装の塗り替えとなると屋根、壁、軒天井、手すり、笠木、樋など部位によって基材(モルタル、窯業系、木、アルミ、ガルバリウム鋼板、塩ビ)が違います。基材が違えば塗装方法も違います。用途だって違います。そして現場単位で見てもそれぞれ違いがあり、どれひとつとっても同じ現場はありません。そんないくつもの基材が混在した建物を仕上げていく。そこには下地調整、下塗りのシーラーやプライマー、上塗りの水性塗料、寂溶剤塗料。そしてオープンタイムに塗布量、気象状況まで考えて作業しなければなりません。
その複雑な工程(あえて単純に工程といいます)を自分なりに考え、時間と労力のロスを極力へらしながら最上級の仕上がりを求めている。
若いスタッフの仕事に対する前向きな言動、行動を見聞きするたびに私は非常にうれしくなります。
という、今日はスタッフに対するのろけ話でした。