2015年1月16日
15日、16日と2日間の講習を受けて東京都塗装工業協同組合(以下東塗協)の塗装診断士を取得しました。
塗装工事の基礎知識から始まり、躯体の劣化判断と処理方法、塗膜診断の方法、塗料の基礎知識、分類、特性など普段意識すること無く使用している塗料について詳しく学びました。
また、塗り替え仕様の決定方法や下地、部位によってによって使用する塗料なども詳しく学ぶことが出来ました。
2日目は事例として用意されている戸建ての調査、診断、報告書の作成などを行い、最近のトラブル事例などもふまえて講習が進みました。
そして最後は試験があり、見事合格することが出来ました。
実際、1日目、2日目と講習の内容は私がいままでやってきたことの復習という感が強かったですが、それでも理屈を知っているつもりと知っているでは大きな違いがあります。
で、この資格が何につながるかというと、
東塗協の発行する『性能保証システム』と直結します。『塗装診断士』が作成した診断に基づいて工事の仕様を決定し、保証を申し込むとその工事に対して性能保証書が発行されます。サンカラーの保証と東塗協の保証、ダブルの保証がお客様は得ることが出来ます。万が一、私たちサンカラーに何かあっても、東塗協がしっかり保証してくれるというシステムです。
自分たちが施工をしてお客様に保証書を発行するので、当然、しっかりとした下地の見極めや仕様の決定、そして施工をしてきましたが、それを第三者(東塗協)も保証してくれるという私たちにとっても今以上にいい仕事をしなければなりません。そしてその先にはお客様の大きな安心につながるのではないでしょうか?