【外壁塗装】崩壊寸前の石貼り外壁 仕上げ編

先日、ブログで紹介した大森東での崩壊寸前の石貼り外壁現場→https://suncolour.co.jp/?p=4672

今日ですべての作業が終了します。

お話を頂き、お見積り、着工、竣工と約1ヶ月弱、足場屋さん、大工さん、左官屋さん、板金屋さんそれぞれパンパンな予定をさいていただき、なんとか事故もなく完工することが出来ました。本当にありがとうございますm(_ _)m

この前の記事は解体が終わるところまででしたね。今日は木下地、左官、塗装、笠木取り付け、足場解体の様子をアップします。

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左が解体した直後、壁内に立ち上がっている水切り立上がりが朽ちてしまっています。これでは水切りの機能を果たしていないので新しく水切りを付けました。

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サッシ部分の板金もただ差し込んであるだけだったので今回は水切りを取り付けました。またサッシは後付けだったので解体したらサッシと外壁の隙間が出来てしまいました。この部分も板金処理をして納めています。

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木で下地を組みました。その上に透質防水シートを貼り込み、この部分だけ2次防水を確保しました。

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今回は旧外壁との2次防水の絡みがないのでラスカットをチョイスしました。この建物は鉄骨造りですからいいですが、木造の場合、旧外壁内にある2次防水(防水紙)と連動させなければいけないのでラスカットはまず使いません。

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ラスカットにラス網を張ってから左官作業です。どうしてもラスカットというとラスカットとラスカットの間にモルタルの割れが懸念されます。極力その事態を避けるためラス網を張って、左官用のメッシュシートを入れてシゴイてもらいました。

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モルタルの乾燥を待って、いよいよ塗装です。周りの外壁テクスチャー(模様)は吹付けタイルなのですが、今回は防水性と割れを考慮し、防水性の微弾性塗料をサコツローラーで2回塗装しました。

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仕上げは水性シリコンを2回塗装。

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そして板金笠木を取り付けて一連の工事はすべて終了です。

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足場を撤去してお引き渡しです。

ありがとうございました。

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