雨漏り散水調査:再現は出来ましたが、消化不良…

祭日開け、
今日は11月2日に発見できなかった雨漏り調査2日目です!
 
まずは現場到着、そしてもう一度、室内をくまなくチェック。
 
2日の日に関係しそうなところは散水済み。
 
今日は少し離れた動力の引き込みから散水。
 
通常、動力引き込みから電気メーターに行って、
そこから室内に入って分電盤へと行っているのですが、
こちらの建物はいきなり電柱から建物の中へ、
そして室内を通って一旦外の電気メーター、そして分電盤へと
つながっています。
 
その引き込み線が雨漏り当該箇所の上を通っていれば伝わって
雨漏りする可能性は大いにいあり得ます。
 
その推理から引き込みカバーへと散水。
 
しかし漏水確認できず…
 
う~ン、ここで出ないと八方ふさがりの状態。
思案すること5分。
 
原点に帰ろう!
まずは状況確認から。
雨漏りする窓の上にひび割れが発生していて
その部分から水がしみ出た後が現調時にわかっています。
 
今度はそのひび割れ部分に水がかからないように養生。
 
そしてその垂直方向にあるベンドキャップへ三度散水!
 
雨漏りするサッシを開けながら今度は漏れたといわれる部分をしっかりと目視出来ます。
 
すると、サッシ右上からかすかに水が…
 
そしてサッシ内側を伝わっています。
 
これはビンゴか?
 
と行きたいところですが、お客様の言っている量にはちょっと少ない感じ。
 
のべ1時間半かけてストップ。
 
そして濡れないように養生した外壁ひび割れを見ると…
2211041
水がしみ出ている!
 
ここまで来ればもうベンドキャップが原因ということにしたいのですが、
なにせ雨漏りする量が少ない…
 
ひび割れ部分からしみ出てきているせいなのか?
 
現調時にはあった外壁ひび割れ、
そしてそのときには水がしみ出たあとが…
 
ちなみにベンドキャップは手で動くという
取り付けがちょっと不安な状態です。
 
さてこのまま雨漏り調査終了!原因がわかりました!
と素直に言えないなんとも消化不良の状態。
 
お客様にはこのことを素直にお話し。
 
断定が出来なければ調査ではありません。
 
後日内装の壁を開けさせていただくことになりました。
 
 
今日は何ともすっきりしない雨漏り調査でした。
 
倉方。
 
 

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