倉方です。
土曜日に遅くまで会社に残ってたまっている事務処理とお見積りをしていましたが結局終了せず、睡魔君が襲ってきたためあえなく断念。
資料を家に持ち込んで残る2件のお見積りを作成する事にしました。
現調時に撮影した写真、採寸した寸法をもとに
屋根、外壁、窓、玄関ドア、軒天井や破風や鼻かくし、トヨなどの数量を計算します。
この作業が意外と大変。
四角いお宅ばかりならいいのですが、そうも行きません。
出っ込み、引っ込み、丸やら三角やら、どれ一つ同じ建物はありません。
外壁塗装であれば塗装をしない窓や玄関ドアなどは塗り㎡から差し引きます。
屋根であれば勾配によって面積に大きな差が出ます。
これはお客様にご呈示するお見積り金額の根拠となります。
少なければそれだけ利益が減り、多ければお客様の信頼を損ねるというリスクがあり、昨今の相見積りが当たり前の時代、正確な数字をご呈示する事は至極当たり前の事です。
聞いた話では、営業マンがすぐその場で見積りを作るという会社があり、その根拠となる数字(外壁や屋根の数量)は建物の外周を計り、高さを掛けてそれにある係数をかけてその場で面積を出してしまう。
そしてその場で契約を迫る!という場合も多いとか…
その場合、多いか少ないかはお客様にも分からず、当然、その数量を出した営業マンも分かりません。
多くても少なくても構わない。ある一定のマージンをとって下請けに丸投げです。
泣くのは現場の職人、お客様です。仕事を取る会社は痛くも痒くもないというのが実情です。
私たちの会社は施工も自社、営業(営業といえるかは?)も私一人。当然、ビックネームな会社ではありません。
いい加減な数量ではお客様の信頼に応える事は出来ません。
ちょっと話はそれてしまいましたが、正確な数量を拾いだす事はお客様の利益、私たちの利益に直結している事なのです。
なので、いい加減な拾いだしは出来ませんし、時間もかかってしまいます。
(と、見積りが遅い事を言い訳しているみたいですが…)
これからも正確な数量を拾いだし、嘘偽りのない正確なお見積りをご呈示できるよう、頑張ります!