適正価格とは

今日は危ない事例を一つご報告です。

 

危ない事例1

 この画像は先日、現調にいった現場でのワンショットですが、軒トヨが割れています。

よく見ると緑の液体で外壁やサッシが汚れています。

 

 

当然、その下も緑の液体で外壁や玄関タイルなどが汚れてしまっています。

 

遠目でみると屋根は塗装したばっかりのようです。

 

事情を聞くと、どうやら足場を架けずに屋根塗装をしたようです。その際、誤って落下してしまっとのこと…

 

屋根勾配は約6寸勾配、法律でも足場を架けなければいけない勾配です。

幸い、お客様、作業員ともケガなどはなかったとのことですが…

 

やっぱり施工金額の問題で足場を架けないで作業をすることになったのでしょうか?

請け負った業者さんに直接お話しすることはできないですが、

もし、受注したいがために足場を架けないお見積金額で受注したのなら、そのこと自体がお客様のためになるのでしょうか?

『安い施工金額』

それだけで本当にお客様の立場に立って考えていることになるのでしょうか?

 

6寸勾配もあって、足場もなくて、おまけに事故まで起こして

高圧洗浄はしっかり出来たのでしょうか?

唐草部分(軒先部分の板金)はしっかり塗装できたのでしょうか?

縁切りはしっかり出来たのでしょうか?

思いついただけでもこれだけの重要な作業がしっかり確実にできたとは思いません。

 

『安い施工金額』=『お客様のため』

 

本当にそうなのでしょうか?

 

『お客様のため』=『しっかり確実ないい仕事』+『安全』=『お客様の安心』=『適正価格』

ではないでしょうか?

 

 

そんなことを考えさせられた事例でした。

 

 

 

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