【鉄骨塗装】錆止め前のひと手間

2020年7月17日

いや~それにしても雨がやみませんね。一日24時間のうち必ず雨が降るってホント困ります。塗装面も乾かなければ湿度も下がりません。おまけに気温まで低い!コロナの影響より天候の影響で悲鳴があがります。

と、ぼやいていてもはじまりませんね。今日は鉄骨塗装、特に多いのは鉄骨階段の塗替えに関してちょっとしたひと手間をご紹介します。ひと手間といってもサービス工事ではなくお客様からしっかりと代金をいただく工事です。しかしながらこのひと手間をするのとしないのとでは塗装後の「持ち」が格段に違います。決して安くはない施工ですが、必ずご提案させていただきています。

それは、錆びている部分にジャパンカーボラインのラストボンドを先行して塗装するということです。当然、ケレン作業をしっかりした上でこのラストボンドを塗装します。このラストボンド、浸透力が強く、ケレンしきれない部分などに協力に浸透して固めてくれます。

上の写真のように鉄骨階段で地面や踏み板の取り合いから錆が出てきている状況ってよく見ますね。こういった部分にラストボンドを塗装し、その後2液のエポキシ系錆止めを塗装します。

こちらも鉄骨階段です。踏み板のシートを剥がしてみたら錆が進行していました。

ラストボンドを塗装しました。

ラストボンド乾燥後、2液のエポキシ系錆止めを塗装しました。

このラストボンド、扱いづらい点が一つだけあります。それはラストボンド塗装後24時間おかないと次の塗装に入れないということです。今の時代、オープンタイムが24時間というのは非常に使い勝手は悪いですが、それと天秤にかけても「持ち」が優れているのでお見積りには必ず含ませていただきます。

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