9月11日の豪雨で雨漏りのお問い合わせを多数頂いております!【現調レポート】

2025年10月7日

今日も秋らしい天気でしたね。だんだん日が短くなってきて秋の深まりを感じてきますね。

さて、こんな良い気候になったとはいえ、さる9月11日の豪雨以降、「雨漏りした」というお問合せをたいへん多くいただいております。 昨日、今日と雨漏りの現場調査(現調)に行ってきましたので、主な事例をご紹介します。

鉄骨ALCの建物です。後付けの下屋根から雨漏りです

鉄骨ALCの建物です。後付けと思われる下屋根(折板屋根)と外壁との間から雨漏りしてます。確認するとALCパネル(軽量発泡コンクリート)と雨押え(水の浸入を防ぐ板金)の取り合いシーリング材がほとんど機能しない状態となっています。基本的に表面での止水だけですのでシーリングが切れてしまうと雨漏りしてしまいます。

RC造の建物です。天井に雨染みがあります

こちらはRC造(鉄筋コンクリート造)の建物です。少し前から天井にシミが出てきましたが、9月11日の豪雨の際に「水がたれてきた」とのことです。この上は屋上となっています。こういった場合は屋上防水の破綻(劣化や破損)が原因として考えられます。

鉄骨ALCの建物です。目地がモルタルで埋まってしまっています

こちらも鉄骨ALCの建物です。しかしながらALCの表面をモルタルで覆い、吹き付けタイル仕上げとなっています。こういった場合、目地の破綻、ALCパネルのひび割れなどが目視できません。修理をする場合、ALCの目地部分のモルタルを除去するところから始めなければなりません。

9月11日の豪雨で一気に雨漏りのお問い合わせが増えてしまいました。現在、私自身の研修などとも重なり、お伺いやお見積り作成にお時間を頂いている状況でございます。お客様には大変ご不便をおかけして申し訳ございませんが、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。順次対応させていただきます。

用語解説
ALC(軽量気泡コンクリート。断熱性などに優れるが、水を吸いやすい性質がある)

RC造(鉄筋コンクリート造。耐久性が高いが、屋上防水が切れると雨漏りしやすい)

折板屋根(金属製の波板のような形状の屋根材)

現調(現場調査)

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